全国人民政治協商会議の賈慶林議長は、シリア、ポーランド、オマーン、カザフスタンの4ヵ国への公式訪問を終え、11日夜北京に戻りました。
今回の訪問は10月29日に始まったもので、これら4カ国の首脳とそれぞれ会談し、率直な意見交換を行い、信頼関係を促進することができました。(閣、国清)
その中で、胡主席は「G20グループが中国とロシアを含む新興国市場の共通利益に有利な方向への発展を促していきたい。また、今回の首脳会合で、 世界経済回復の勢いを強固なものにし、国際金融体系を改革し、南北の不均衡な発展を解決するなどの面で、ロシアと共に努力していきたい」との考えを示しま した。
これに対して、ロシアのメドベージェフ大統領も国際貨幣体系の改革や国際金融監督を推進する面で中国と密接に協力していきたい考えを示しました。(閣、国清)
胡錦涛主席はその中で「現在、中米関係は新たな発展のチャンスに恵まれ、双方がそのチャンスをしっかりと掴み、各分野での交流と協力を推進し、両国関係の良好な発展の勢いを保っていくことを期待している」と述べました。
胡錦涛主席はまた「経済貿易問題についてアメリカ側と引き続きコミュニケーションを保ち、食い違いの解決法を見出すつもりだ。アメリカが 中国へのハイテク製品輸出規制を緩和させる面で具体的な行動を取るよう期待している。また、中国はアメリカが実施している量的金融緩和政策に注目してお り、政策決定に際しては新興国や発展途上国の利益にも配慮すべきだ」と強調しました。
オバマ大統領は「両国が引き続き対話と交渉を保ち、両国関係の更なる発展を推進していきたい。アメリカは世界経済の力強く、持続的かつバ ランスの取れた発展を推し進める面で中国との協力を深めていくと共に、それぞれ国内の経済構造調整に力を入れることを期待している」と述べました。
同じくこの日、胡錦涛国家主席はまた、韓国の李明博大統領やロシアのメドベージェフ大統領と会談し、中韓、中ロ関係など二国間関係及び共に関心を持つ国際問題や地域問題について意見を交わしました。(翻訳:ZHL)
レセプションは現地時間の夜7時から韓国国立中央博物館で開かれました。議題は「世界経済情勢および強力的で持続可能かつ均衡的な成長の枠組み」 でした。20カ国首脳とスペインなど5ヶ国の非加盟国首脳及び国連などの国際機関からの代表らがレセプションに出席しました。(閣、国清)
北京市は西城区にある30万本の樹木に専用バーコード、いわゆる「電子身分証」を取りつけることにしました。全国初の植物専用バーコード 管理システムが西城区で開発され、来年にはGPSに接続される予定です。一般市民が危険にあった場合、近くの樹木に取りつけられたバーコードを110番に 通報すれば、警察はその場所直ちに把握し、迅速に現場に到着できます。(張、中原)