インドネシアの新聞、「国際日報」は、中国税関総署の発表を引用して、「2010年中国とASEAN・東南アジア諸国連合の貿易額は2927．8億ドルとなり、2009年同期に比べて37.5%増加した。このうち、ASEANからの輸入額は1545.6億ドルで、44.8%の増加となった。ASEANに対する輸出額は1382.2億ドルで、30．1%増加した」と報道しました。

統計によりますと、2010年中国がASEANから輸入した機電製品は829.4億ドルで、39.4%増加し、ASEANからの輸入額の53.7%を占めています。

2010年、中国とASEANの貿易赤字は163.4億ドルで、現在、ASEANはEU、アメリカ、日本に次いで中国の第４の貿易パートナーとなっています。

中国外務省の洪磊報道官は21日、「中国は朝鮮と韓国が対話を通じて関係を改善し、和解と協力を推進していくことを支援し、対話が積極的な成果を挙げることを望む」と述べました。

洪磊報道官は、「中国は一貫して、各関係方面が対話を通じて交渉し、平和的な方法で朝鮮半島の問題を解決することを主張し、それを支援する」と強調しました。

韓国政府は20日、「朝鮮はこの日、いまだに解決されていない軍事問題を解決するために、韓国国防省に朝韓高官級軍事会談を提案した。韓国はこの提案に同意する」と示しました。

中国全人代・全国人民代表大会常務委員会の呉邦国委員長は21日、北京でキプロスのマリオス議長とニュージーランドのティッシュ国会副議長とそれぞれ会談しました。

呉邦国委員長は、マリオス議長との会談で、「キプロス政府と議会は、これまで一貫して、中国が関心を寄せる問題を支持し、EU・欧州連合の中で積極的な役割を果たし、中国の完全な市場地位の承認および対中武器販売の解禁を明確に支持してきた。中国はこれを高く評価する。今年は両国の国交樹立40周年に当たり、中国は両国政府、議会、政党間の交流を一段と拡大し、経済貿易分野における実務的な協力を拡大し、国際問題と地域問題における協調と協力を強化していきたい」と述べました。

また、ティッシュ副議長との会談では、長期にわたる両国議会の友好往来を高く評価し、「中国は引き続き、政治的な相互信頼と実務的な協力を強化し、両国の全面的な協力関係の絶え間ない発展を推進していきたい」と述べました。これに対し、ティッシュ副議長は、「ニュージーランドは中国と共に、自由貿易協定を一段と実施し、両国の経済貿易協力のレベルを絶えず向上していくつもりだ」と示しました。

中国チベット自治区商務庁の馬相村庁長がこのほど、明らかにしたところによりますと、2006年から2010年まで、チベットの輸出入貿易は大きく発展し、輸出入総額は累計して、27億2400万ドルに達し、2001年から2005年までの5年間の貿易総額より4倍以上増えたということです。

馬相村庁長は、「2010年、国際市場の需要の回復および中央政策、チベット地方政策の推進によって、チベットの輸出入総額は8億3600万ドルに達し、前年より109％増え、これまでの最高となった。今後5年間に、チベットは南アジア貿易の陸上通路の建設を速め、対外経済貿易の推進を絶えず強化していく」と述べました。