中国青年報社会調査センターがこのほどインターネット中国網と新浪網を通じて2580人に対してオンライン調査を行った結果、その63.6%の人は、今、漢方医学ブームが非常に際立っていると見ており、病気にかかったとき、67.9％の人は漢方医師に見てもらいたいということです。また、時には漢方医に見てもらいたい人の割合は24.6%、漢方医に見てもらいたくない人の割合はわずか7.4％でした。

昨年11月16日、漢方医学の針灸は世界無形文化遺産に指定されました。中国青年報社会調査センターの今回の調査によって、漢方医学のブームが引き起こされた理由のうち、42.0％の人が漢方治療の副作用は小さいと見ていることがわかりました。また、37.9%の人は伝統文化が復興し、漢方医学が伝統文化の一部分に属しているため、重視されるようになったと見ています。そして、漢方医薬の副作用が小さく、病気を治療する効果もあるほか、体を丈夫にすることも出来るなどの優位性があるため、ますます多くの人々に歓迎されるようになって来ています。

中国平和発展基金会は24日北京で発足しました。これは中国で民間機構が国際交流と協力を進むことを支援する初の全国的な基金会です。

戴秉国国務委員は基金会当てに祝賀の書簡を送り、「中国平和発展基金会が真剣に模索し、実践をはかり、中国の民間機構の国際交流と協力を推進し、交流のルートを拡大するために効果的なサービスを提供するよう希望する」と述べました。

中国全国政治協商会議の孫家正副主席は、「基金会は中国民間外交を推進する重要な場として、重大な国際問題の交流に積極的に参加し、中国の改革開放の政策および経済発展の道を大きく報道し、中国の関係機構と組織の国際交流と協力を大いに支援していく」と示しました。

第11期全国人民代表大会(全人代)第4回会議および全国政治協商会議第11期第4回会議が3月初めから北京で開かれます。中国の主流メディアがこのほど行ったアンケート調査によりますと、「汚職取締と清廉な政治」が依然としてネットユーザーに注目されるホットな議題の一つとなっています。

アンケート調査の結果によりますと、5万人を超えるネットユーザーが新華ネットの掲示板で「汚職取締と清廉な政治」に対する関心を示しています。また、人民ネットの調査によりますと、「汚職取締と清廉な政治」は「社会保障」や「公平な司法」、「個人の収入」に次ぎ、最も注目されるキーワードとなっているということです。

ネットユーザーたちはまもなく開催される全人代で、「汚職」を含む一連の社会問題の解決策が見出されることに大きな期待を寄せいています。

上海協力機構は22日に、国際社会、国連の関連機構、世界の対テロ関連機構が力をあわせて、共同で国際テロリズムを取り締まるよう呼びかけました。

22日にカザフスタンのアルマトイ市で開かれた国際会議で、上海協力機構地域対テロ機構執行委員会のジュマンベカブ会長は、「加盟国で、統一のテロ組織リストを作成し、効果的に取り締まっていくべきだ」とし、「ここ数年、域内のいつくかのテロ組織は資金源が増加し、物資的技術の保障が強化されている。さらに、自爆テロ志願者の募集人数を増やしている」と指摘し、警戒するよう呼びかけています。

また、各国が、テロ取り締まりにおける情報交換と実戦協調システムを構築すること、さらに「国際テロリズムに関する全面的な条約」の制定作業を一日も早く完成することを提案しました。