中国国家電網チベット電力有限会社はこのほど、「チベット自治区国民経済と社会発展の全体的な需要および送電網全体の発展に関する第12次5ヵ年計画」に基づき、「各戸に送電」という計画の実現をベースとして、送電網を延長し、農村部の送電網の改造及び電気が届かない地域における電力施設の建設などを通じて、送電網のカバーする県を新たに26県追加すると明らかにしました。

紹介によりますと、このプロジェクトの総投資額は85億元に及び、主に農村部の送電網の改造に当て、その他、電気が届かない地域での電力施設の建設に35億元の専用資金を拠出するということです。

中国人民銀行は6日、今年上半期の金融市場の運営状況に関する報告を発表しました。

この報告によりますと、今年6月末までに、中国の銀行間債券市場の債券発行額は前年比13.5%減の3兆3200億元となっています。また、6月末までの債券市場の保護預かり規模は23兆5000億元で、うち銀行間債券市場の保護預かり規模が22兆7000億元で、全体の96.7％を占めています。

第16回世界食品科学技術大会が6日にブラジル南部の観光都市・イグアスで開幕しました。今大会では、中国の3企業の製品が食品業における「アカデミー賞」と呼ばれる国際食品工業大賞を受賞しました。

このほど大賞を受賞した製品は、北京紅螺食品有限会社の「茯苓菓子」、河南白象食品グループのインスタントラーメン、山東欣和企業の「六月香トウバンジャン」です。

世界食品科学技術大会は国際食品科学技術連合会が主催し、2年1度に行なわれる権威的な国際会議で、食品業における「オリンピック」とも呼ばれています。

今大会は「食品科学技術による世界における食品安全と健康問題の解決」をテーマに、40あまりの国からの3000人の業界代表が出席しています。出席者は4日間の日程で報告や学術シンポジウム、企業家フォーラムなどを行い、世界の注目度が高い食品問題について話し合います。