2011年 7月 29日(金曜日) 15:18 |
中国の温家宝首相は28日午前、温州で7月23日に起こった高速鉄道の重大事故現場で行った記者会見で、「事故の調査を包み隠さず公開し、民衆に責任を持って説明しなければならない。もし、事故の背後に汚職問題があるなら、法律に基づいて厳しく処理する」と述べました。
温首相は、「事故発生後、社会と民衆は事故の原因や事故の復旧活動に対して多くの疑問を持っている。我々は民衆の意見に真剣に耳を傾け、厳正に取り扱わなければならない。現在、事故の調査はすでに始まっている。我々はその調査と処理の全過程において社会と民衆の監督を受ける」と述べました。
また、温首相は、「事故発生後、国務院は直ちに調査グループを立ち上げた。このグループは安全監督部門や監察部門、検察部門からなっている。現場での調査と技術的サンプリング、科学的分析、専門家の論証を通じて、事実に基づく結論を出す。そして、国の法律に基づいて現場責任者と関係指導者の責任を追及する」と語りました。 |
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2011年 7月 29日(金曜日) 15:17 |
中国の温家宝首相は28日高速鉄道の事故があった温州で、「科学技術事業を大いに発展させ、鍵となる技術の難関を突破し、中国の技術設備をより安全で、信頼でき、競争力を持つようにするべきだ」と述べました。
この日、温家宝首相は温州の高速鉄道事故現場を視察し、記者会見を行いました。中国の民衆および海外の人々の中国に対する信用をどのように回復させるかという質問を受けて、温首相は、「国家が真に繁栄し、強大となるには、科学技術に依存し、全民族の資質を向上させなければならない。全国人民が精神を奮い立たせ、団結し、特に、科学技術事業において、自らの発明、ブランド、知的財産権、国際競争力のある製品を持つべきだ。私は、中国の未来や発展、建設に関して、また、科学技術および教育に関しても確信に満ちている」と述べました。 |
2011年 7月 29日(金曜日) 15:17 |
温家宝首相は28日、温州で23日に起こった高速鉄道の重大事故現場で「高速鉄道の発展において速度、品質、能率、安全を重視すべきだが、特に安全が第一だ」と強調しました。
これは事故現場での記者会見で、「今回の事故は中国の高速鉄道技術の輸出に影響するか」という質問に答えたものです。答えの中で「安全第一」を2回も使うなど、この言葉を強調しました。
温首相は、今回の事故をきっかけに、建設における安全問題をより重要視するよう求めました。更に「中国の高速鉄道が世界で信用を得るために、関係部門は事故から教訓を汲み取り、管理を強化し、本当の意味での「安全」を確保しなければならない」と述べました。
また、「安全性を保障できなければ、高速鉄道の信用が失われる。高速鉄道の技術、そしてその他のハイテク製品の信用構築は、言葉ではなく、行動にある」と指摘しました。
なお、事故合同調査チームによりますと、温州南駅の交通信号設備に設計上の重大な欠陥があったため、落雷による故障で信号が「赤」になるべき区間で、「青」が点灯したということです。 |
2011年 7月 29日(金曜日) 15:16 |
日本の最高検にあたる中国の最高人民検察院の関係責任者は27日、国務院の寧波―温州線特大事故調査グループ」が設立されたことを受けて、最高人民検察院は調査員を派遣しこのグループの活動に参与することを明らかにしました。
26日、温州衛生局の主管部門は「7・23」特大事故による負傷者リストを発表しました。それによりますと、事故で負傷し温州市の11の病院に搬送された人は192人で、これまでにそのうち14人が死亡し59人が退院しました。なおも治療を受けている入院中の119人のうち、11人はなおも重態、20人は重傷者、そして87人は軽傷であることが確認されました。
関係筋は、この事故による死亡者への賠償金などは一人当たりあわせて50万元(日本円で約604万円)になるとのことです。 |
2011年 7月 27日(水曜日) 00:00 |
浙江省温州市で23日に起きた高速鉄道事故で、38人の乗客は温州市第二人民病院に緊急に搬送されました。現在も、29人がまだ入院中です。そのうち5人は重症患者では集中治療室(ICU)で治療を受けています。26日も、50人あまりの医療スタッフがICUで治療と看護にあたっています。厳玲微看護長は「私たちは朝7時から夕方まで患者から離れない。交代勤務で患者を24時間態勢で看護することにしている。普段、医療スタッフは38人だが、現在は50人にまで増やしている」と語りました。 |
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