東日本大震災発生から約30後、津波発生源上空の電離層を構成する電子の数が通常より30％減る異常現象が起きていたことを、北海道大学の柿並義宏研究員と東京学芸大学の鴨川仁助教のチームが発見したと各紙が報じた。電離層の異変は、大津波が押し寄せる前に始まっており、大津波の早期検出と避難指示に役立つ可能性があるという。

福島第一原発事故で多くの住民が被曝したのは、安全対策を怠ったからだなどとして、福島県内の住民らでつくる福島原発告訴団（1324人）が11日、東電の勝俣恒久会長をはじめ経営陣や国の責任者ら33人について、業務上過失致死傷容疑などで福島地検に告訴・告発状を提出したと各紙が報じた。

東京都生活文化局は7日、昭和22年以降の都政記録写真を掲載している Web サイト「東京アルバム」をリニューアルしたと各紙が報じた。今回新たに、「東京　いま・むかし」というコンテンツを開設。過去に撮影した都内28地点を再び撮りおろし、地域の変化を見られるよう定点比較している。東京都では、昭和22年から現在に至るまで60年間以上継続して、都政の記録や東京のさまざまな姿を写真担当の職員が撮影し、保存しているという。

環境省は９日、長崎県五島市・椛島沖で行う浮体式洋上風力発電の実証実験に向けた試験機の設置を始めたと各紙が報じた。７月下旬に発電を始め、九州電力に売電する予定。同省によると、実用可能な規模で浮体式の実験を行うのは国内初という。