中国の大手結婚紹介サイト「世紀佳縁」が23日に独身女性が男性に求める収入について調査した結果を発表しました。

それによりますと、20代から40代の独身の女性が男性に求める月収の最低ラインは5000元となっています。しかし上海、深セン、北京の大都市の最低ラインはそれぞれ9964元、8437元、8149元で、全て8000元を超える結果となりました。

この結果に対して、インターネットでは「要求が高すぎてもう恋愛できない」や「何が愛なのかをわかっていない」などの男性側から反論の声があがっています。

世界ラグジュアリー協会（World Luxury Association）の報告によりますと、今年の春節期間中（1月20日から2月20日）に、中国人が海外で高級品を購入した額は85億ドルに達し、昨年に比べ18％増加したことが分かりました。

主な消費国を見てみますと、高級品消費総額の51％をヨーロッパが占め、フランス、イタリア、イギリス、スイス4つの国に集中しています。購入品は高級腕時計、革製品、洋服、化粧品と香水などが多く、高級腕時計の割合が一番多いということです。

一方で中国国内の高級品消費総額は著しく下降し、昨年同期比で53％減少し、ここ5年内で最低となりました。業界の関係者は、価格の差が主な原因としています。

2月24日の夜、南京の夫子廟は大勢の人で埋め尽くされました。この日は中国の元宵節で、大勢の市民が提灯観賞を目当てに南京夫子廟を訪れ、前にも後ろにも進めないほどの混雑となりました。

まもなく北京で第12期全国人民代表大会第1回会議と第12期全国政治協商会議第1回会議が行われる予定ですが、これに先だち人民網が国民がどんな問題に関心を持っているかについてアンケート調査を行いました。この調査は2月1日から2月25日まで行われ、73万人のネットユーザーから回答が寄せられました。その結果、関心が最も高かったのが社会保障で、そのほか順に汚職、所得分配、住宅保障、医療改革、物価の安定、食品と薬品の安全が続きました。

このうち食品と薬品の安全についての項目では、96％が「安心できない」、73％が「去年より状況が悪化している」と答えました。このほか85％が「地元政府による食品と薬品に関する違法行為への取締りが弱い」と答えました。

また食品安全問題が多発していることについて、回答者の7割が「管理機関が本気で取り組んでいない」と考えていることがわかりました。さらに14％は「法整備が完全でない」、9％が「薬品生産者と販売者が道徳心に欠ける」と答えています。

さらに薬品に関する主な問題については、「薬品の価格が実際の価値よりはるかに高い」、「市場に偽物の薬品が出回っている」、「薬品の効果が実際とあわない」、「薬品の使用が不適切」などの回答に多くの賛同が得られました。