13日の東京株式市場で、日経平均株価(225種)は9営業日連続で値上がりし、終値は前日比200円46銭高の2万1155円18銭だった。終値で2万1000円の大台を突破したのは、1996年11月以来、約21年ぶりだ。日経平均が9営業日連続で上昇するのは昨年12月以来となる。衆院選で与党が優勢との見方が多く、安倍首相の経済政策「アベノミクス」が継続するとの思惑が投資家の安心感につながっている。
総合商社の興和は、傘下に抱える名古屋・栄地区のしにせ百貨店、丸栄を閉店して取り壊し、2020年をめどに新しい商業施設を開く方針だ。近くの所有ビル2棟も20年までに取り壊す意向。地盤沈下が指摘される栄地区の活性化をめざす。創業400年余りの丸栄は婦人服の低迷などから経営不振が続いており、17年2月期まで3年連続で純損失を出した。また、丸栄が入るビルは、震度6強以上の地震で倒壊の危険性が高いと判定されていた。
高島屋が10日、百貨店を核とした大型の都市型ショッピングセンター「日本橋高島屋S.C.(日本橋高島屋ショッピングセンター)」を2018年9月に開業することを発表した。「日本橋高島屋S.C.」は、百貨店建築では日本初の重要文化財でもある日本橋高島屋を本館とし、本館に隣接する新館(地下1階~7階)、2018年春に先行開業する昭和通り側の東館(4~5 階)、2015年に開業した「ウオッチメゾン」の4館で構成される。