2017年 6月 21日(水曜日) 17:31 |
政府は20日、カジノを含む統合型リゾート(IR)の制度設計に向けた有識者会議で、ギャンブル依存症の防止策として、カジノ施設への入場回数に上限を設ける案を示した。日本人の利用客らには入場時にマイナンバーカードの提示を求めて本人確認を厳格に行い、入場回数を一元的に管理、制限する仕組みを検討するとしている。IR整備をめぐっては、ギャンブル依存症への懸念が根強い。過度な利用を避けるため、政府は日本人と国内在住の外国人利用客に対し週単位と月単位で入場回数に上限を設け、外国人旅行客には免除する入場料の支払いも求める。具体的な回数や金額は今後詰める。
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2017年 6月 21日(水曜日) 17:31 |
豊洲市場の移転問題について、小池知事は20日午後3時半すぎに会見し、豊洲市場に関しては、冷凍・冷蔵や物流機能を強化した中央卸売市場にすると述べた。一方で築地市場についてはいったん取り壊して東京オリンピック・パラリンピックのための輸送拠点として使った後、5年後をメドに市場機能も持たせた食のテーマパークとして再開発する方針を示した。一方で、豊洲市場への具体的な移転時期や築地市場の具体的な再開発計画は今後の検討と述べるにとどまった。 |
2017年 6月 20日(火曜日) 17:54 |
東京・築地市場(中央区)の移転問題で、小池百合子都知事は17日、同市場を訪れ、移転先となる豊洲市場(江東区)の土壌汚染対策が不十分だったとして業者に謝罪した。小池知事は、水産卸売業者や水産仲卸業者など約150人が集まった市場の講堂で、「残念ながら(有害物質を環境基準以下にする)無害化が達成されていないのは事実。皆様との約束を現時点で守れていないことについて、都知事としておわびを申し上げる」と述べ、頭を下げた。 |
2017年 6月 19日(月曜日) 18:36 |
坂本龍馬の手紙の中で「最長」とされる家族宛ての手紙の一部を北海道の男性が所有していることが分かり、高知県は購入を決めたと16日発表した。幕府側の襲撃を受けた寺田屋事件や自ら参戦した幕長戦争について書いたよく知られた手紙で、これまで写本は見つかっていたが、原本は長く所在不明だった。手紙を鑑定した京都国立博物館の宮川禎一・上席研究員は「薩長同盟を周旋するなど龍馬の生涯で激動の年だった慶応2(1866)年の総決算として意味が大きい。龍馬らしい表現に満ちあふれ、とてもいい手紙だ」と話している。 |