TOTOは12月25日、TOTOファインセラミックス本社・中津工場敷地内に新たなセラミックス製品の生産工場棟を建設すると発表した。新工場棟は「静電チャック」の量産工場と位置付け、約118億円を投資する。また、これまで培ってきた最先端のセラミックス加工技術とノウハウを結集させ、IT技術も駆使することで、生産性向上を目指したスマートファクトリー化の実現を図る。新工場棟は2019年1月より着工し、2020年10月からの稼働開始を目指す。
九州では4日、大分県などで気温が上昇し、福岡と大分の両県で観測史上初めて12月の夏日となった。大分地方気象台によると、大分県国東市国見町で正午に27・0度を記録した。福岡県内でも3地点で25度以上の夏日となり、午後にかけてさらに増える可能性があるという。福岡管区気象台によると、福岡県内では福岡市で25・7度を記録したほか、糸島市や行橋市でも夏日となった。
日本三大裸祭りのひとつと言われている「若宮八幡社秋季大祭」が11月23(金・祝)~25日(日)の3日間、大分県豊後高田市で開催される。900余年の伝統をもつ豊作を感謝するこの祭り。初日には若宮八幡社から、最終日には下宮から、陸組によって担がれ出発した神輿が、川の手前で締め込み姿の川組へと引き渡され、川渡しが行われる。また、橋の上から火矢を放って大たいまつに点火し、世界一の大たいまつ(16メートル・5トン)の炎が夜空を焦がす。
大分産の干ししいたけを生かした料理が楽しめる「大分とっても美味(おい)しいたけフェア」が11月1日から、県内の飲食店など計29店舗で始まる。11月末まで。11月25日まで開催される国民文化祭に合わせ、県椎茸振興協議会が初めて企画。大分、別府、国東、中津、宇佐、豊後高田、佐伯7市の飲食店や旅館で、しいたけを使ったギョーザやラーメン、釜飯など趣向を凝らした品々が楽しめる。
深海と宇宙を学ぶ「海と宙の未来」展とプラネタリウム「メガスター」が10月2日、大分県立美術館OPAMで始まった。「海と宙の未来」展は同館初の科学系イベント。1階アトリウムでは、日本初の国産機「H2ロケット」の心臓部に当たる「LE-7エンジン」の実物を展示しているほか、20分の1のロケット模型で日本のロケット開発史も紹介。