富里市は特産品のスイカの収穫体験などに参加できる「富里スイカオーナー」の募集を来月1日から始める。オーナー制度は全国有数の生産量を誇るスイカをPRするため、市が昨年度から始めた。大玉スイカの苗1株当たり4千円でオーナーを募集。地元農家の協力により市内の畑で育てたスイカを、初夏にはオーナーが収穫体験できる。参加特典として収穫した2玉(1玉2千円相当)がもらえる。
千代田区は、コンビニエンスストア大手のセブン-イレブン・ジャパンと、区の「高齢者安心生活見守り隊運動」を推進する協定を締結した。運動は、地域の町会や企業、福祉施設などが自主的に高齢者や障害者を見守る取り組みで、締結は22日付。同社は区内で79店を展開しており、来店した高齢者に認知症が疑われた場合などに声をかける。配達サービスを実施している約40店では、配達時に異変を察知した場合に区の相談センターなどへ情報を提供するという。
県は12日、ノーベル物理学賞を受賞した梶田隆章・東大宇宙線研究所長(56)=東松山市出身、県立川越高・埼玉大卒=に県民栄誉章を贈呈したと埼玉新聞が報じた。さいたま市浦和区の知事公館で行われた贈呈式で、上田清司知事から賞状などを贈られた梶田さんは「県民として最高の栄誉であり、深く感謝したい」とあいさつした。
死者14人、意識不明を含む27人が負傷する大惨事となった長野県軽井沢町のスキーバス転落事故。15日未明に発生、現場が群馬県境に近い国道18号碓氷バイパスの入山峠とあって、県内でも午前2時過ぎから消防や医療関係者らが救急活動を繰り広げたと産経新聞が報じた。重軽傷者らを収容した9医療機関のうち県内では3施設に4人の重傷者が搬送され、懸命の治療が施された
足尾銅山鉱毒事件を告発した明治時代の政治家、田中正造の関連史跡と渡良瀬遊水地の日本遺産認定を目指す関係者が14日、栃木市内で記者会見し、発起人会を結成したと発表したと産経新聞が報じた。足尾銅山鉱毒事件をめぐる遺産が認定されることで、歴史的な意義を普及させたい考えだ。2月28日に設立総会を開き、関係市町と連携して認定を目指す。