観光庁が28日発表した宿泊旅行統計調査によると、千葉県内の2018年の宿泊客数は延べ2518万3790人(速報値)と前の年に比べて2.2%増加した。都道府県で4番目に多く、集計方法を変更した11年以降の過去最高を更新した。千葉県の担当者は「東京外郭環状道路の開通、成田空港の路線拡大が追い風になった」(観光企画課)とみている。宿泊客数のうち、外国人は405万5950人と17年に比べて10.4%増加。
プロ野球・千葉ロッテマリーンズは、千葉市美浜区のZOZOマリンスタジアム周辺の「ボールパーク」化に向けた協定を千葉県、千葉市と結んだ。オープン戦開始前の3月上旬までに球場内と同じ人工芝を使用したキャッチボール広場の整備や駐車場の拡張を行う。今後は、飲食ブースなどの整備も進める方針で、野球観戦以外も楽しめる場所として、地域のにぎわい創出や利用者の増加につなげる。
成田空港近くの千葉県芝山町香山新田で11日、ビルメンテナンス会社「三栄メンテナンス」が掘り当てた温泉を活用した温浴施設の地鎮祭が行われた。同社が命名した源泉は「成田空港温泉空の湯」で、2020年の東京五輪・パラリンピックに向け、本年12月初旬に開業する予定。同施設は、空港南側で2本の滑走路の飛行ルートに挟まれた一角に建設される。
海外トップセールスでベトナム・ホーチミン市を訪問中の千葉県の森田健作知事は20日、同市内の人材育成施設「カイゼンヨシダスクール」を視察した。少子高齢化の進展に伴って、県内でも今後需要が高まる介護分野の外国人人材について調べる狙い。人材を送り出すベトナム側の実情を把握し、県側の受け入れ体制整備に活用する。