この報告は韓国語版と英語版で発表されたもので、沈没の原因、詳細分析、結論などが書かれています。これによりますと、「天安」号は、魚雷が水中 で爆発した際生じた衝撃波などによって、艦体が切断し沈没したということです。魚雷が爆発した位置は、ガスタービン室の中央部分から左舷までの3メート ル、水深6メートルから9メートルの間です。この魚雷は、朝鮮が製造し使用している「CHT-02D」で、250キロの高性能爆薬を搭載していました。
連合調査団のアメリカ、イギリス、オーストラリア、スウェーデンの代表は、この調査報告に同意する文書に署名しました。一方、スウェーデ ンの代表団は、「限度ある同意で、自ら参与した部分だけを認める」と示しました。このほか、この報告はロシア調査団の結果は含まれていません。これについ て韓国の軍当局は、「まだロシアから調査結果を受け取っていない」としています。(朱丹陽)
温家宝首相は13日に、天津で2010年夏季ダボスフォーラムに出席するアイスランド、モルドバ、パプアニューギニアなどの国の首脳と会談しました。
アイスランドのグリムソン大統領と会談した際、温首相は「中国とアイスランドは経済の相互補完性を生かし、貿易のバランスのよい発展と持続的な成 長を促すと共に、地熱開発の面での協力と極地や氷河、火山における研究を拡大して、気候変動対策を講じていくことを願っている」と述べました。
また、モルドバのフィラト首相と会談した際、温首相は「中国はモルドバ国民の選択を尊重しており、農業、経済貿易、通信などの面での互恵協力を推進して、文化協力を強化し、両国国民の理解と友情を深めていきたい」との考えを示しました。
さらに、パプアニューギニアのソマレ首相と会談した際、温首相は「中国政府は企業のパプアニューギニアへの投資を奨励している。太平洋地域の発展を推進するため、中国はできるだけ支援していきたい」と述べました。(翻訳:ヒガシ)
「勇士と神獣」というギリシャの神話をモチーフにしたものは西洋芸術でよく現われますが、同じものを題材にしたものが1200年前の中国唐代の皇后の石棺から発見されたのは不思議ならないでしょう。
6月17日、盗難に遭い、米国に流出した中国の貴重な文物・唐貞順皇后武恵妃の石棺は公安機関によって陝西省歴史博物館に移送されました。この石 棺は長さ3.99メートル、高さ2.45メートル、幅2.58メートルあります。考古学者の調査によりますと、この石棺の正面にある窓口の下側に「勇士と 野獣」をモチーフにしたレリーフが生き生きと現れているということです。
武恵妃(699-737)は唐代の女帝武則天の姪で、唐玄宗李隆基の妃でもあり、死後、貞順皇后に封じられました。(09/13 翻訳者:Lin チェッカー:Kokusei)
12日まで、上海万博の来場者数は5100万人に上り、上海万博の魅力は多くの国内外からの来場者の好評を得ています。上海万博の成功は一部の国の万博招致の励ましとなっているほどです。
米カリフォルニア州のシュワルツェネッガー知事は12日、上海万博の米国館で、「カリフォルニア州はシリコンバレーで2020年の万博を開催した い」と万博招致を宣言しました。シュワルツェネッガー知事は「上海万博の開催は世界の注目を集めており、カリフォルニア州も万博招致によって、世界で脚光 を浴びたい」と語りました。
米国はこれまで万博を14回行ったことがあり、万博開催回数の最も多い国となっています。前回は26年前の1984年のニューオーリンズ万博でした。
また、一週間前、タイのアビシット首相は上海万博タイデーの祝賀式典に出席した際、タイは2020年の万博を招致すると表明しました。
万博も五輪も世界的なイベントで、五輪は競技大会で、万博はイノベーションの盛会です。各国は万博への出展によって世界と触れ合うと同時 に、ボランティア活動や、社会活動、市民運動を推し進め、社会の団結を促しています。万博は新しい技術や公共施設の展示大会だけではなく、精神的にも物質 的にも開催国の人々に莫大な遺産を残すと見られます。例えば、2005年の愛知万博では、建設費用(空港や道路施設を含む)は2兆8千億円になったが、各 種収入や周辺産業への波及効果による収入等は、最終的に7兆7千億円の収益を上げたということです。(09/13 翻訳者:Lin チェッ カー:Kokusei)
2010年中国国際友好都市大会のプログラムである多国間フォーラムが9日、上海喜来登ホテルで行われました。このフォーラムさらに中 国・アフリカ友好都市フォーラム、中国・アメリカ友好都市フォーラム、中国・ラテンアメリカ友好都市フォーラム、中国・カナダ友好都市フォーラムの4つに 分けられ、同時に行われます。
それぞれのフォーラムでは、各国から来た参加者が自分の都市の特色や、中国との友好関係を促進するために行った取り組みなどを紹介します。
中国・アメリカ友好都市フォーラムの席上、8日に新しい友好都市を締結したばかりの山西省晋城市の王茂設市長が発言しました。王市長は晋城市の発展の様子を紹介し、「環境保護とクリーンエネルギーの利用が21世紀の都市発展にとって、不可欠である」と指摘しました。
多国間フォーラムは中国国際友好都市大会の中でも重要な位置にあり、国内外の都市に交流の場を提供しています。特にこの数年間で、友好都市は環境保護、低炭経済、新エネ利用など、世界に注目されている問題について交流し、国家間の提携関係を拡大しています。(牟ケン)