中国文化の普及に伴い、中華料理は海外でますます注目されています。外国人を対象にアンケートを実施した結果、「糖醋里脊(酢豚)」「宫保鶏丁」「春巻」が上位3位にランクインしたということです。
【外国人に人気がある中華料理ランキング】
第1位:糖醋里脊(酢豚)
日本でもおなじみの酢豚が堂々の1位を獲得。色鮮やかな見た目と甘酸っぱい食感には、誰もが食欲をそそられるでしょう! また調査によると、最近、海外では豚の変わりに「鶏」を使った「酢鶏」も登場しているそうです。
第2位:宫保鶏丁
中華料理の定番―ピーナッツと鶏肉のピリ辛いため料理。各国の人々に愛され続けており、中華料理のクラシック的存在。
第3位:春巻
点心料理として知られる春巻は「意外な」第3位に登場。軽く食べられる点心は、海外で根強い支持を受けていることを垣間見ることができます。
第4位:炒飯(チャーハン)
清の時代に、李鴻章という大臣が各国の使節をもてなすために、中国人にも外国人にも好まれる料理を作れと官邸のシェフに命令した。そこで、シェフが考え出したのが、チャーハンでした。当時は大好評だったそうです。
第5位:麻婆豆腐(マーボードーフ)
激辛の定番といえば、言うまでもなくこの「マーボー」!四川料理の真骨頂といえます。「辛旨」という点では、西洋料理で右に出るものはないでしょう。
第6位:餃子(水ギョーザ)
中国では「好吃不過餃子(水ギョーザほど旨いものはない)」という言葉があるように、ギョーザはただの食べ物より、食べる中国文化といったほうがいいかもしれません。でも、海外では、水ギョーザより焼きギョーザのほうがポピュラーなようです。
第7位:餛飩(ワンタン)
餡を小麦粉などの皮で包み、茹でてからスープに入れて供されるスープ料理の一つ。ギョーザに少し似ていますが、あっさりとした食感が印象的な一品です。
第8位:烤鴨(北京ダック)
誰もが賞賛する「北京ダック」。北京の古い歴史が刻まれた料理で、北京に来るときはぜひお試しください。
第9位:炒面(中華風焼きそば)
チャーハンと同じようなアイディアから生まれた料理。麺類好きの方にはお勧めの一品。
第10位:腰果蝦仁
カシューナッツと蝦むき身の炒め料理。蝦とカシューナッツのバランスがよく、栄養分も多いため、薬膳効果も期待できる料理の一つです。 |