米国のトランプ大統領は8日、習近平国家主席及び中国の国民に向けた書簡の中で、元宵節の祝意を示した上で、中国政府と建設的関係を構築していきたいとの希望を述べました。

これについて、外務省の陸慷報道官は同日の定例記者会見で、「中国政府は中米関係の発展を非常に重視している。協力こそが両国にとっての唯一正しい選択肢だ」と述べました。

さらに、陸報道官は「習主席が強調するように、中米両国は世界の平和と安定の維持、グローバルな発展と繁栄などの面において特殊で重大な責任を負っており、広範な共同利益を有している。協力こそが両国にとって唯一正しい選択肢であり、中国政府は米国政府と共に、衝突せず、対抗せず、尊重し、協力するという原則の下に、協力を拡大、齟齬をコントロールし、中米関係が健全かつ安定した基礎の下で、より大きな成果を収めていけるよう願っている」と語りました。

19日に開幕する第8回冬季アジア札幌大会組織委員会の関係者は7日、中国選手団の宿泊先をアパホテルから札幌プリンスホテルに変更したことを明らかにしました。

冬季アジア札幌大会組織委員会競技一課の山崎久睦課長は7日、新華社通信のインタビューを受け、「中国側からアパホテル以外のホテルを宿舎とすることが求められていたため、各国選手団の宿泊先に指定されているもう一つのホテル、札幌プリンスホテルに変更した。中国オリンピック委員会には6日夜に変更を伝えてある」と説明しました。また、韓国選手団の宿泊先も同ホテルに変更されたということです。

第8回冬季アジア札幌大会は19日から26日まで、日本の北海道札幌市と帯広市で開催される予定です。コスト削減のため、選手村は建設されておらず、代わりに現地の2つのホテルが各国の選手団の宿泊先に指定されています。そのうちの一つ、アパホテルは客室に歴史を否定する右翼書籍が置かれていることから、中国や韓国から強い反発を受けています。

湖南省長沙市の火宮殿で春節期間中に開かれた廟会（縁日）は民俗文化、火廟文化、飲食文化を一体化した重要なイベントで、毎年大勢の地元市民や観光客が訪れています。

火宮殿は明の時代に建てられ、火の神様である祝融を祭っています。今の火宮殿は、飲食文化と宗教文化を合わせた公共の場となっています。

NBAのヒューストン・ロケッツは現地時間の3日に行われたシカゴ・ブルズ戦のハーフタイムに、中国人大型センターとして一時代を築いた姚明（ヤオ・ミン）氏がつけていた背番号「11」を永久欠番とするセレモニーを行いました。

姚氏は挨拶で、「私だけでなく、『11』という背番号がチームのメンバーと相手チームの方々と共に作った物語を覚えてもらいたい」と述べ、人々に感謝の意を表しました。

ロケッツのオーナー、レスリー・アレクサンダー氏は、「彼は素晴らしい人間であり、偉大なバスケットボール選手で、中国からの友好大使だ」と、姚明氏を称えました。

身長229センチの超大型センターで上海出身の姚氏は、2002年にドラフトトップ指名を受け、ロケッツに入団。ロケッツ一筋で9シーズンをプレーし、2011年にケガで現役を引退しました。去年9月にバスケットボールの殿堂入りを果たしました。姚氏はクライド・ドレイクスラー氏（22番）、カルビン・マーフィー氏（23番）、モーゼス・マローン氏（24番）、アキーム・オラジュワン氏（34番）、ルディ・トムジャノビッチ氏（45番）に続く、ロケッツ6人目の永久欠番選手となりました。