アメリカのSF映画「インセプション(Inception、中国語題:盗夢空間)」が今月中国で公開されてから、大人気を呼んでいます。
興行収入は、公開から6日間だけで1億元(約12億円)を超えました。また、この映画はアメリカ映画「アバター(Avatar)」に続 き、IMAX(巨大スクリーンと立体映像、立体音響を使った迫力の大きい映写システム)の鑑賞ブームを引き起こしています。IMAXを導入した映画館は、 全国で「アバター」の14館から16館に増やされましたが、「北京で当日券を手に入れるのは不可能」とまでいわれるなど、観客のニーズには応じきれていま せん。
鑑賞した人でも、映画の中に出た謎などを物理、数学、哲学などを使って解こうとする人が多く、中国のコミュニティサイト「豆瓣網」(douban.com)には、これに関する書き込みが1500件以上寄せられているということです。(鵬)
釜山国際映画祭(PIFF)組織委員会は7日に記者会見を開き、10月の7日から15日まで開催される第15回釜山国際映画祭で放映される招待作品は67の国による308本になったことを発表しました。
中国の監督である張芸謀(チャン•イーモウ)の新作•『サンザシの恋』(原題:山楂樹之恋)が開幕式で放映されます。
関係者は、今回の釜山国際映画祭で上映される308本の映画のうち、103本は世界で初公演されるもので、この数は当映画祭としては史上最多です。(翻訳:李陽 チェック:林涛)
WHO・世界保健機関の医療担当官ペーター・シュトレーベル氏は7日、中国の麻疹ワクチンは安全かつ有効だと述べました。
中国は、今月11日から20日まで、ワクチン接種に適した年齢の子どもに、麻疹ワクチンの無料接種を行うと発表しました。中国国内では、 ワクチンの安全性に対して疑問視する声もありますが、これに対して、シュトレーベル氏は「今回の接種に使われるワクチンは中国で製造されたもので、製造の 手順は他の国と同じだ。このワクチンは中国で長く使われており、安全性と有効性が確認されている」と述べました。(鵬)
左から:盛敏華中国貧困扶助基金会プロジェクト協力部主任、李春婭『瑞麗』雑誌社副社長、山浦信幸JICA中国事務所所長
中国の四川大地震と青海地震被災地の子供を支援し、心のケア活動を進める起動式が9月6日北京で行なわれました。
これは、『瑞麗(Ray)』雑誌社傘下の瑞麗陽光基金とJICA(日本国際協力機構)基金とが共同協力して行なったものです。
起動式には、盛敏華中国貧困扶助基金会プロジェクト協力部主任、李春婭『瑞麗』雑誌社副社長、山浦信幸JICA中国事務所所長らが出席しました。
カーテンを下ろす関係者たち
会場に掲げられた白黒の写真は、被災地の子供たちの苦しい生活条件をよく表現しています。その白黒の写真を貼ったカーテンを下ろすと、訪れる人々 の目の前に現したのは、満面の微笑を浮かべた子供たちを写した5枚のカラー写真でした。これらの子供たちは瑞麗陽光基金から援助を受けている震災孤児で す。
調印式
紹介によりますと、今年瑞麗陽光基金とJICAなどは、四川省平昌市と青海省甘孜の子供たちを援助することになっています。援助プロジェクトは学校閲覧室の建設、孤児の援助、専門家による心のケア活動などからなっています。
記念写真撮影