各紙によれば民主、自民、公明３党は14日、原子力の安全規制を新たに担う「原子力規制委員会」の設置関連法案の内容について最終合意した。今国会で成立する見通しとなった。成立すれば、新体制は９月までに発足する。修正協議で調整が残っていた平時の原子力防災体制について、閣僚らによる「原子力防災会議」を創設し、その事務局を内閣府が担うことなどを決めた。

様々な種類の細胞に変化できる人のES細胞（胚性幹細胞）から、立体的な構造を備えた網膜組織を作り出すことに、理化学研究所発生・再生科学総合研究センター、住友化学の研究チームが世界で初めて成功したと各紙が報じた。今後５年間かけて動物実験で治療効果を確かめ、臨床研究の開始を目指す。網膜色素変性症の患者に移植すれば、失明後も光を取り戻せる可能性があるという。

電子看板の専門展「デジタルサイネージジャパン2012」が13日、千葉市の幕張メッセで始まったと各紙が報じた。家電や情報通信など企業390社が参加し、最新製品を紹介している。壁などに設置する従来の電子看板のほか、スマートフォンを活用した情報提供にも力を入れる企業が目立っているという。

各紙によれば日産自動車は13日、今月から全国の販売店に、米アップルの多機能端末「iPad」約2000台の導入を開始したと発表した。当初は、電気自動車「リーフ」の情報を多く取り入れ、販売促進に使うが、将来的には、受発注など店舗業務にも利用範囲を拡大。店舗では、無線LANでインターネットに接続できる「Wi-Fi」環境も整備していくという。