ビール５社が12日発表したビール類（ビール、発泡酒、第３のビール）の10月の課税出荷数量は、前年同月比5.3％増の3610万9000ケース（１ケース＝633ミリリットルの大瓶20本換算）だったと各紙が報じた。10月としては４年ぶりに前年を上回った。出荷日が１日多く、気温が高めに推移したことで各社とも主力のビールが好調だった。ビールは7.6％増の1783万3000ケースで、５年ぶりのプラスだった。販売実績でアサヒビールの「スーパードライ」が1.6％増、サントリーの「ザ・プレミアム・モルツ」が5.6％増で、キリンビールの「一番搾り」も前年を上回ったという。