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Home 留学・就職 女性社員として初の本社研修に抜擢 今後は会社全体の成長に貢献したい!!
女性社員として初の本社研修に抜擢 今後は会社全体の成長に貢献したい!! PDF 印刷 Eメール
2010年 5月 26日(水曜日) 17:53

綜研化学グループの中国拠点のひとつ、綜研化学(蘇州)は微粉体・機能材製品など特殊化学品の製造販売を行っている。その成長の原動力は「創造と工夫」の精神だ。中国では液晶表示装置向け微粉体製品でトップシェアを占めるなど、その技術力には定評がある。はたして、どんな企業文化が流れるのか、品質管理科長の賀莉さんに聞いてみた。

賀 莉さん(29)
(が・り/ヘ・リ)

江蘇省鎮江市出身

品質管理科長

(在籍期間:6年)

―      現在どのような仕事を行っているのですか。

賀      自動車や家電製品などの部材に欠かせない「特殊機能材」の品質管理を担当しています。特殊機能材とは、たとえば、プラズマTVのディスプレイに搭載した電子基板に利用される電子材料のひとつです。この特殊機能材の液体粘度や水分度合いなどを最適化し、製品をベストな形にして市場に送り出しています。

―      ところで、化学技術への関心は昔から高かったのですか。

賀      南京大学で3年間、「化学化工」を専攻しました。大学卒業後は地元の化学関連企業に就職しましたが、日増しに日本の先進技術への興味が高まり、04年に綜研化学に入社しました。当社は技術の専門家集団ですが、いわゆるオタク気質はなく、中国人も日本人も若手を中心に和気藹々と仕事をしています。

―      日本での研修経験はあるのですか。

賀      06年から07年にかけて半年間経験しました。歴代の品質管理科長は皆日本人だったため、私が初の中国人研修生だったようです。来日してから横浜で1カ月半ほど日本語を勉強し、その後、埼玉県の狭山事業所で品質管理の研修を受けました。最新の分析機器や品質管理の考え方に触れることができてとても有意義な体験でした。

―      日本での研修成果は、中国でどのように活きていますか。

賀      技術面はもちろんのこと、組織運営面でも確実に成果が上がっています。かつては科長が日本人だったため、常時通訳が必要でしたが、現在は私が中国人の部下10人に対して直接中国語で指導できるようになり、随分生産性が上がりました。今後は会社の組織運営や人材育成など、会社全体の成長を見据えてがんばっていきたい。世界レベルの技術に関心があり、意欲的な学生はぜひ、当社の門を叩いてみてください。

Ph_souken01

会社プロフィール

 

1948年創業。主要製品は粘着剤、微粉体、機能材、加工製品など。なかでも、電子情報分野に特化した粘着剤、微粉体製品が主力で、液晶表示装置向けの粘着剤ではトップシェアを誇っている。2001年には、新興企業向けの市場であるジャスダック証券取引所へ上場。2006年には米経済専門誌「フォーブス・アジア版」に、アジアの成長している中小企業として「The BEST Under a Billion」に選出されている。中国では綜研化学(蘇州)、寧波綜研化学などを展開。

 

〒171-8531 東京都豊島区高田3-29-5

 

Tel:+81-3-3983-3171     http://www.soken-ce.co.jp

 

寧波綜研化学

 

Tel:+86-574-8676-5833   http://www.ningbo-soken.com(中文)

 

綜研化学(蘇州)

 

Tel:+86-512-6283-2891   http://www.soken-sz.com/(中文)