トヨタ自動車は、愛知県豊田市と岡崎市の山あいにつくる大型テストコースを2019年4月から23年にかけて順次使い始めることを明らかにした。絶滅危惧種の生息などを理由にした反対運動にあい、環境への配慮からコースを14本から11本に減らした。稼働の時期も目標だった12年から大幅に遅れる。トヨタがつくるのはテストコースや実験棟など。豊田市中心部の本社から15キロほど離れた山林に、東京ドーム140個分の350ヘクタールの敷地を確保する。
名古屋税関清水税関支署がこのほど発表した2017年の清水港貿易概況(速報)によると、輸出額は前年比6・0%増の1兆8533億円、輸入額は同10・0%増の9475億円でいずれも2年ぶりに増加した。輸出総額はリーマン・ショックで大きく減少した09年以降で最高水準。差引額は2・2%増の9057億円の輸出超過で3年連続の増加だった。
大規模太陽光発電所事業を手掛ける「パシフィコ・エナジー」が2日、郡上市美並町上田のゴルフ場跡地で太陽光発電所の建設を開始したと発表した。発電容量は一般家庭約1万2千世帯分の電力に相当する55メガワットを見込んでおり県内最大。2019年7月の稼働を目指す。
新年の弓道の稽古始めにあたる「弓始奉射会」が4日、名古屋市中区の愛知県護国神社であった。色鮮やかな振り袖姿の女性たちが28メートル先の的を狙って矢を放ち、会場は華やかな雰囲気に包まれた。県弓道連盟などに所属する中学生から82歳までの愛好家164人が参加した。