北アルプスの山岳観光シーズン幕開けを告げる「第49回上高地開山祭」が27日、梓川の清流に架かる河童橋(標高1500メートル)のたもとで開かれた。好天に恵まれた上高地一帯には、式典関係者の他、登山者、観光客ら3000人余り(主催者発表)が集まった。松本市の姉妹都市、スイスのグリンデルワルト村からの一行26人も参加。アルプホルンの演奏で始まり、安全祈願の神事が執り行われ、開山を祝う獅子舞が披露された。
長野県はトヨタ自動車と連携し、5月から県内農業の効率化を支援する。トヨタで農業を担当する社員が講師となり、県内の農業法人や県の農業指導員を年5回をめどに指導。トヨタが自動車製造で培った「カイゼン」のノウハウを農業に生かして作業を効率化する。県が主導する「農業カイゼン実践普及事業」で講習会を開く。
県が実施した観光地や温泉地の満足度の調査で、佐渡市相川地域が初めて「総合満足度」の1位となった。前回まで3回連続で1位だった阿賀野市の五頭温泉郷は2位となり、3位は十日町市の松之山温泉だった。五頭温泉郷はリピーター率ではトップで、根強い人気をみせている。調査は5回目で、対象期間は平成27年秋季と28年冬、春、夏の各季。111の施設について延べ1万2761人が回答した。