林野庁中部森林管理局(長野市)と森林総合研究所(茨城県つくば市)、信州大学農学部(南箕輪村)の3者は16日、森林や林業の研究・技術開発に向けた連携協定を締結した。国内最先端の森林・林業分野の研究機関である国立研究開発法人の森林総研が、地域の森林管理局と包括的な協定を結ぶのは初めて。長野、岐阜、富山、愛知の4県にまたがる広大な国有林が、国内の林業振興を牽引することになる。
国の文化審議会は27日、大鹿村の「大鹿歌舞伎」を重要無形民俗文化財に指定するよう松野博一文部科学相に答申した。歌舞伎を専業とする俳優以外の地方の人々が上演する「地芝居」としては国内初の指定となる。同村教育委員会は「地方で演じられる歌舞伎は物まねだとか亜流だと評されてきたが、日本固有の民俗文化に認められた意義はとても大きい」と歓迎した。
移住希望者向け月刊誌「田舎暮らしの本」(宝島社)の最新号(2月号)で、読者アンケートによる「移住したい都道府県ランキング」の総合1位に長野県が11年連続で輝いた。阿部守一知事は「この優位性を活かして人口の社会減を増加に転じさせたい。長野県に住み続ける人はもとより、移り来る人にとっても幸せな信州となるよう努力する」とコメント。
国営アルプスあづみの公園の堀金・穂高地区(安曇野市)と大町・松川地区(大町市、北安曇郡松川村)で現在、イルミネーションイベント「光の森のページェント~HEAVEN and EARTH~」が開催されていると松本経済新聞が報じた。恒例となった同イルミネーションイベント。両地区共通のテーマは「公園の四季」で、合わせて約70万球のLEDで園内を彩る。
コンビニエンスストア9社などでつくる日本フランチャイズチェーン協会(東京)は18日、加盟店舗を地域の安全・安心拠点とする「セーフティステーション(SS)活動」の強化に向けて、県や県警と初の意見交換会を長野市内で開いた。コンビニのきめ細かな店舗網が地域住民にとって身近な存在になっていることを確認し、見守り活動を一層推進することを宣言した。