富士吉田市立図書館では、現在、郡内織物をPRするための展示を開催中。郡内織物のタペストリーやファブリックパネル、閲覧コーナーの椅子など、実物に見て触れられる展示内容だ。これは富士市の商工振興課と富士吉田市繊維産業地域おこし協力隊が中心となったプロジェクトで、「市民も立ち寄りやすい図書館でのPRを」と企画されたもの。開館時間は10時から17時まで。入館者は30人、滞在時間は50分に限っている。来館時は要事前予約。
【問】富士市立吉田図書館 ☎0555-22-0706
山梨県立美術館が所蔵するミレーの「種をまく人」がオランダのゴッホ美術館に貸し出されることになった。「種をまく人」が県立美術館から国外に搬出されるのは今回が初めて。
フランスの画家ミレーの代表作「種をまく人」は山梨県がおよそ1億円で購入し県立美術館が開館した1978年から展示されている。ゴッホ美術館は年間来館者が220万人と世界有数の人気を誇る美術館で、「種をまく人」は10月4日からのミレーの企画展で公開される。
東京オリンピックで山梨県内が自転車ロードレースのコースとなり自転車への関心が高まっているが、観光などに自転車を活用する計画書が5日山梨県の長崎知事に提出された。計画書を提出したのは大学教授や県オリンピック自転車ロードレースアドバイザーの今中大介さんらによる委員会。計画には道志村と山中湖村を通る東京オリンピックのロードレースコースの活用や災害時に自転車による被災地の情報収集など15の施策が盛り込まれている。
8月11日は「山の日」。これを記念した全国大会が山梨県甲府市で開かれた。山の日は「山に親しむ機会を得て、恩恵に感謝する日」として3年前に制定された。11日は甲府市で記念の全国大会が開かれ長崎知事らが山梨県の木のカエデなどを植樹し豊かな自然を次の世代に引き継ぐ気持ちを新たにしていた。