ジューシーな味わいで「かんきつの王様」とも呼ばれる高級中晩かん「せとか」の出荷作業が13日、愛媛県内主力産地のJAえひめ中央(松山市)管内で始まったと愛媛新聞が報じた。3月いっぱいまで出荷し、県内や東京、大阪の百貨店などで販売される。松山市福角町の堀江選果場では、ハウス栽培の約3トンを選果。光センサーで糖度や酸度などを測った後、作業員が等級別に箱詰めした。
香川県さぬき市長尾西の四国霊場第87番札所の長尾寺で7日、巨大な鏡餅を抱えて歩いた距離を競う「大鏡力餅運搬競技」が行われ、県内外から集まった力自慢が真剣勝負を繰り広げた。幕末に力士が同寺の境内の石で力だめしを繰り返し金剛力を授かった、との伝説に由来する新春の伝統行事。今年は20代から60代の男性13人が出場。
JR四国は13日、同社の新しい観光列車「四国まんなか千年ものがたり」を、同社多度津工場(香川県多度津町)で報道陣に公開した。田園風景と渓谷美を楽しめる土讃線多度津(同町)―大歩危(徳島県三好市)間で4月1日から運行させる。3両編成で定員57人(全席指定)。
高知県は輸出量が増えている同県産ユズを「KOCHI YUZU」として欧州連合(EU)、香港、シンガポールの3カ国・地域で商標登録した。海外での県産ユズのブランド確立を図る。商標を使用するためのガイドラインも策定し、県内外の事業者に積極的に活用してもらう。 県が海外で商標登録するのは今回が初めて。「果実」と「果汁」で登録を受けた。
来年、創立130周年を迎える伊予鉄道(松山市)の本社1階に9日、「坊っちゃん列車」の愛称で知られる開業当時の列車「伊予鉄道1号機関車」の原寸大レプリカや映像、写真資料など65点を展示する「坊っちゃん列車ミュージアム」がオープンし、初日から多くの鉄道ファンや市民が詰めかけた。