キヤノンは宮崎県児湯郡高鍋町にデジタルカメラの新たな生産拠点を建設することを決定した。操業開始は2019年8月を予定する。キヤノンでは2016年度からの新5カ年計画「グローバル優良企業グループ構想フェーズV」を推進しており新規事業の育成に取り組む一方で、現行事業の再強化に取り組む方針を示している。
8月に発効した「水銀に関する水俣条約」の第1回締約国会議が24日、スイス・ジュネーブで開幕する。会議筋によると、米国、中国など70カ国以上が参加する予定。閣僚級が大半で、スイスと南米のガイアナは大統領が出席する見通し。会議には熊本県水俣市の胎児性水俣病患者の坂本しのぶさんがオブザーバー参加。坂本さんは開幕前日の23日に非政府組織主催のイベントに出席するのを手始めに、29日までの会期中、水銀の人体への害を広く訴える予定だ。