ホテルを兼ね備えた複合施設として完成した橿原市役所の新しい分庁舎が、報道関係者に公開された。分庁舎は近鉄八木駅前に建設された複合施設「ミグランス」の1階から4階を使う。広い交流スペースを設けた1階には市民窓口課が新設され、住民票や戸籍のほか様々な証明書を取ることができ窓口サービスの向上が図られる。10階には3方向に眺望が開けた年中無休の展望施設があり、大和三山を見渡すことができる。
一般住宅に旅行者を有料で泊める「民泊」を全国で解禁する住宅宿泊事業法(民泊新法)が6月に施行されるのを前に、奈良市の仲川げん市長は17日、市独自の民泊規制条例の骨子案を発表した。県のそれとは異なり、住居専用地域における民泊営業を制限しており、3月定例市議会に条例案として提出する方針。
「飛鳥・藤原の宮都とその関連資産群」の世界遺産登録をアピールしようと、奈良県の橿原市議や同市幹部ら54人が飛鳥時代の古代衣装に身を包み、市議会本会議場で執務した。 日本書紀によると、持統天皇が飛鳥浄御原宮から藤原京に遷都したのは持統8(694)年12月6日。市議会ではこれにちなみ、平成22年から12月6日を12月定例会の初日とし、古代衣装を着用している。