兵庫県猪名川町南部で、米国の物流不動産大手「プロロジス」による開発工事が16日、始まった。企業に貸し出す物流施設5棟(延べ床面積約26万平方メートル)を2025年度までに完成させる予定で、国内最大級の一大集積地となる。1500人以上の雇用創出が期待されており、企業誘致に奔走してきた町の担当者らは「悲願がかなった」と着工式を喜んだ。開発地は、今秋供用開始予定の新名神高速道路川西インターチェンジ(IC)西約2キロにある山林地約44.5ヘクタール。
街中でコンサートや体験イベントなどが繰り広げられる「神戸国際フルート音楽祭」が18日、開幕する。神戸市などが主催する市民参加型イベントで、6月11日までの期間中、市内各地でフルートの音色が楽しめる。ミュンヘン、ジュネーブと並び、若手奏者の登竜門として知られる「神戸国際フルートコンクール」(5月25日~6月4日)に合わせ、初めて開催される。
戦国大名らが好んだ鷹狩りを再現し、世界文化遺産・国宝姫路城の名物にしようと、兵庫県姫路市は2017年度、タカ1羽を購入する。池田輝政ら歴代城主もたしなんだという史実にちなみ、市立動物園の職員がタカを訓練する鷹匠の「放鷹術」を習得。来年1月には「鷹と姫路」をテーマにフォーラム開催を計画する。