Amazon.co.jpは6月11日、国内で2拠点目となる「Amazon Robotics」を導入した物流拠点「アマゾン茨木 FC(フルフィルメントセンター)」を新設すると発表した。稼働開始は2018年9月を予定している。Amazon Roboticsは、商品棚の下にロボットが入り、棚を持ち上げ、FC内を移動する技術。ロボットが商品棚を作業員の前まで運ぶことによって作業員が歩く必要がなくなることで、入荷した商品の棚入れ時間、注文商品の棚出し時間の削減に貢献する。
水戸藩第2代藩主、徳川光圀が編さんした「大日本史」と近世や近代の教育に光を当てた企画展が、かすみがうら市坂の歴史博物館で開かれている。大日本史の精神を基にした江戸時代の水戸学や、水戸学から影響を受けた教育を紹介。同市出身の実業家ら人物も解説した。8月26日まで。企画展は、明治維新150年記念として開催。昨年、大日本史の刷り本が同館に寄贈されたことを受け、企画した。
常陸太田市下高倉町の水府観光物産館が改修され、装いも新たに「竜神カフェ」として28日から営業を開始した。メニューも大幅に刷新し、ウッドデッキを設けるなど周辺施設にない特色を打ち出した。大吊橋でのバンジージャンプや、ダム湖のカヌー体験などを楽しむ若者、家族連れなどの利用を見込む。竜神大吊橋眼下の竜神ダム湖付近にある同館は、これまで「そばハウス龍亭(ルチン)」として、同市特産の「常陸秋そば」などを提供してきた。
茨城新聞によれば大洗町の日本原子力研究開発機構大洗研究開発センターは15日までに、原発(高速炉)の核燃料を収める被覆管について、従来と比べ3倍の強度を備えた、超高温に耐える耐熱鋼の開発に成功したと発表した。世界最高レベルの強度で、燃料が溶け落ちるような過酷事故のリスク低減につながるという。