「常磐もの」の呼び名で知られ、本県を代表するブランド魚のヒラメが1日、鹿島沖の一部で解禁された。解禁を待ちわびた釣り客は午前6時、一斉に船から竿出し。手元に伝わる独特の引きを楽しんだ。12月1日には、県内のほかの海域でも解禁を予定し、釣り客は来年3月ごろまで堪能できそうだ。
第73回国民体育大会「福井しあわせ元気国体」は9日、福井市の県営陸上競技場で総合閉会式が開かれ、国体旗が福井県の西川一誠知事から本県の大井川和彦知事に手渡された。11日間の熱戦が幕を閉じ、開催地が茨城県に“バトンタッチ”された。大井川知事は式後の記者会見で「平成の次の時代の最初の国体。東京五輪の前の年でもあり、日本あるいは茨城の次の時代への先駆けになるような、わくわくした大会にしたい」と意欲を示した。
1万羽を超えるとみられるツバメがヨシ原に集まる「ツバメのねぐら入り」が、鉾田市内で観察できるようになったと茨城新聞が報じた。8月中旬以降の日没後20~30分間だけ見られる夏の風物詩。上空を舞うツバメの観察には双眼鏡が必要だ。ねぐら入りは、子育てを終えたツバメたちが、南方へ飛び立つまでの間、夜になるとヨシ原などに集団でねぐらを形成するもの。今年は巴川流域のヨシ原に集まっているのが確認されている。
水戸市の夏の風物詩「水戸黄門まつり」の開幕を告げる花火大会が3日夜、同市の千波湖で開かれ、約5千発に及ぶ大輪が県都の夜空と湖面を彩った。会場となった湖畔は、身動きが取れないほど大勢の観客であふれた。10号玉やキャラクター花火のほか、今年は明治維新150年を記念した「ミュージックスターマイン150連発」がプログラムに加わり、迫力いっぱいに夜空を飾るたび会場には大きな歓声が上がった。