水戸市の偕楽園が主会場の第123回水戸の梅まつりとつくば市沼田の筑波山梅林を中心とする第46回筑波山梅まつりが16日、開幕した。偕楽園には早咲きから遅咲きまで約100品種、3千本がそろい、長期間にわたり観梅できるのが特徴。開花率は約15・46%(15日現在)で、3月上旬に見頃を迎える。初日はオープニングセレモニーがあり、水戸の梅大使らが観光客をお迎え。女性書道家や三味線奏者も登場し、会場に花を添えた。3月31日まで。
茨城県を代表する伝統工芸品、笠間焼の展覧会が米ニューヨークで始まった。1月31日のオープニングレセプションには、陶芸ファンら約170人が参加。大井川和彦知事も駆け付け、茨城県の魅力ある伝統文化をアピールした。県陶芸美術館所蔵の人間国宝、松井康成氏の代表作6点のほか、新進気鋭の現代笠間焼陶芸作家3人の作品約60点を展示。県によると、松井氏の同館所蔵品の海外展示は初めて。
「物価の優等生」といわれる鶏卵の価格が、供給過剰を背景に大きく下落している。指標となる「JA全農たまご」Mサイズの卸売価格は11日、1キロ当たり100円(東京地区)と、昨年末の185円から約46%も値下がりした。3年前の高値をきっかけに生産者が増産へかじを切った反動で供給がだぶついているのが主な要因。
農機大手の井関農機は12日、位置情報やロボット技術などのICTを活用して農作業の省力化を実現するロボットトラクターを12月から発売すると発表した。GNSS(全球測位衛星システム)などを用いてトラクターの位置補正などを行い、無人自動運転作業を可能とした。
2019年茨城国体の開催1年前を記念し、陸上競技の五輪メダリストらが、ひたちなか市新光町の市総合運動公園で中学生を対象に指導した。リオ五輪400メートルリレー銀、世界陸上ロンドン大会400メートルリレー銅を獲得した飯塚翔太選手(ミズノ)ら陸上競技の4選手を招待。市内の中学校陸上部の生徒約150人が参加し、短距離走や投てき競技の指導を受けた。