緩やかに持ち直している
北陸経済研究所がとりまとめた2011年の円高による北陸経済への影響によると、円高が生産活動に与えるマイナスの影響を約1,400億円と試算。業種別では、情報・通信、電気機械で影響が大きかったものの、金額規模は北陸3県の産出額合計の1%に満たない程度。
横這い圏内の動き
3月の地場産業の眼鏡枠・眼鏡の輸出額は前年比20.0%増と2か月連続で増加。敦賀港・福井港の通関輸出額は、敦賀港・韓国釜山港間にRORO船が就航していることから、韓国向け液晶テレビ用ガラスが増加し、全体では前年比32.5増加。
緩やかな持ち直しの動き
3月の石川県内主要温泉地浴客数は前年比9.2%増加。震災による落ち込みの反動増などから4か月ぶりに増加。県内主要観光地の入込み状況は前年比5.9%増加。兼六園の入込みも大幅に増加。
北陸経済研究所がとりまとめた2011年度下期の北陸の産業天気図によると、アルミ建材、自動車販売、情報サービスなど5業種が改善傾向。全体では「雨」、「小雨」が全業種の75%を占め、依然低調。「化学・医薬品」は、産業全体で唯一の「晴れ」。
日本橋高島屋は昨年、越前和紙によるウインドウアートを開催。メディアでも取り上げられるなど好評でした。今回も引き続き越前和紙の美しさ、技術のすばらしさを伝える展示会を、5月16日(水)~21日(月)開催します。和紙の新しい見せ方や洋の生活への取り入れ方の提案も併せて行います。