経済ニュース
きふきふ*ふるさと往来クラブ
在日新華僑
東方通信社発行 学苑報
日本海が生んだ景勝地と 名物「越前蟹」が大人気 |
2010年 7月 16日(金曜日) 15:01 | |
あわら温泉 山中峠・木ノ芽峠・栃ノ木峠を通る稜線を境に、北側の越前地方と南側の若狭地方とに分かれる。面積は4189平方㌔㍍、人口は約82万人。県内全域が豪雪地帯で、大野市や勝山市などは特別豪雪地帯に指定されており、毎年全国屈指の積雪量を記録する。対馬暖流の影響で冬でも比較的暖かい地域では雨が多く、県内の年間降水量は多い年で3000㍉㍍を超えることもある。日本海側の海岸に景勝地を数多く有し、北から南までさまざまな見所がある。東尋坊の断崖絶壁(北部)、越前海岸に咲く水仙の群落(中部)、若狭湾のリアス式海岸や国定公園に指定されている三方五湖、気比松原、蘇洞門(南部)などが、その代表である。
北部に広がる福井平野には水田が多く、稲作が行われている。工業では繊維工業が盛んに行われている。そのほか、若狭塗や越前焼、武生の刃物、桐箪笥、メノウ細工、竹細工、竹人形、越前和紙といった伝統工業も残っている。また、鯖江は「眼鏡のまち」として知られ、金属加工、樹脂加工、レンズ加工、鋳造などの技術と品質は世界最高峰といわれる。事実、国内で製造される眼鏡の約9割を鯖江産が占めている。 港町の敦賀から若狭にかけての若狭湾沿岸は、福島県の太平洋岸とともに原子力発電所の集中地域として知られる。電力は主に大阪方面へ供給され、いわば関西のエネルギー基地となっている。
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最終更新 2010年 9月 28日(火曜日) 14:26 |