一部に停滞感がみられるものの、穏やかな持ち直しの動きが続いている

金沢国税局が発表した2012年分の路線価によると、石川県内の標準宅地は平均増減率が前年比4.2％と４年連続で下落。下げ幅は前年の5.1％減から縮小し、２年連続で改善。

持ち直しの動きが続いているものの、一部でそのペースが緩やかになっている

北陸理財局が発表した６月の北陸調査によると、富山県など３県の景気は「持ち直している」との見解。主要項目はすべて前月判断を維持。生産はスマートフォンや自動車関連向けの電子部品が好調に推移。

横這い圏内の動き

4月は地場産業の眼鏡枠・眼鏡の輸出額は前年比12.0％減少。敦賀港・福井港の通関輸出額は、敦賀港・韓国釜山港間にRORO船（トレーラーが自走して乗り込むことが可能な構造の船）が就航し、全体では前年比31.9％増加。

一部に停滞感がみられるものの、穏やかな持ち直しの動き

文部科学省は、国際競争力のある繊維に加え、機械産業や研究機能が集積し技術革新に取り組む「地域イノベーション戦略推進地域」に石川県を選定し、戦略支援プログラムに「いしかわ炭素繊維クラスター」を採択した。