国土交通省は10日、西日本豪雨で土砂災害の被害が大きかった広島県呉市など9地区で、2次災害防止のため砂防ダム計20基を新設すると発表した。早ければ2年で完成する見通し。広島県内では豪雨の死者108人のうち87人が土砂災害で亡くなっている。砂防ダムの設置は、広島市安芸区矢野東地区など同市内で12基、坂町で3基、呉市天応地区で5基。まず土砂崩れの恐れがある場所に頑丈なネットワイヤや大型土のうを設けた上で、砂防ダム建設のための用地買収に着手する。
日本三大火祭りの一つとされる山口市の夏の風物詩、七夕ちょうちんまつりが昨夜、始まった。「山口七夕ちょうちんまつり」は、山口市の中心商店街一帯で始まった。およそ2万個のちょうちんに火がともされると、光のトンネルが現れた。ちょうちんまつりはおよそ600年前の室町時代、守護大名の大内氏が先祖の冥福を祈るために、ササ竹の高灯籠に火をともしたのが始まりとされている。
山口県宇部市は、起業・創業支援の拠点を7月末にも開設する。地域の産業活性化の中核施設としてJR宇部新川駅近くに「うべ産業共創イノベーションセンター 志」を設ける。地元の産学官と金融が連携し、新たなビジネスモデルや新事業の創出を目指す。センターは宇部市中央町のビル1階部分、63平方メートルでオープンする。運営事業者候補には山口フィナンシャルグループ(FG)の地方創生会社、YMFG ZONEプラニング(下関市)を選定した。
「瀬戸内のハワイ」と呼ばれる山口県周防大島町の海水浴場で海開きがあり、園児が初泳ぎを楽しみました。1キロにわたり砂浜が続く片添ヶ浜海水浴場で、海開きの安全祈願祭が開かれました。事前に砂浜の清掃が行われ、沖合100メートルにはサメよけのネットが張られている。片添ヶ浜は、周防大島町で最も規模が大きい海水浴場で、キャンプ場やホテルなどの宿泊施設も充実している。海開きに合わせ地元の園児が初泳ぎを楽んだ。
東ソーグループの東ソー物流は7日、南陽事業所に隣接する山口県周南市臨港地区に、冷凍・冷蔵・加温機能を有し化学品専用として西日本最大規模となる総合物流倉庫「第二りんかい物流センター」の建設を決定したと発表した。新物流倉庫は、常温庫、凍結庫、冷凍庫、冷蔵庫、加温庫、移動式ラック等を備え、多温度帯をカバーし、化学品専用の物流センターとしては西日本最大規模を誇る。