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7月の中国製造業購買担当者指数(PMI)、49.3と引き続き上昇の勢い 印刷
2023年 7月 31日(月曜日) 20:52

中国物流購買連合会(CFLP)と国家統計局(NBS)サービス調査センターは31日、製造業の7月の購買担当者景気指数(PMI)は前月比0.3ポイント上昇して49.3だったと発表しました。製造業の景況感が改善されつつあることが分かりました。

購買担当者景気指数(PMI)は世界的に用いられる景気指標の一つです。50を判断の分かれ目として、上回れば景気拡大、下回れば景気縮小の局面と判断されます。

中国では7月の製造業のPMIは、規模別では、大企業は前月と変わらず50.3で、中規模企業は前月から0.1ポイント上昇して49.0、小規模企業は前月より1.0ポイント上昇して47.4でした。

主要産業別では、設備製造業、ハイテク製造業、消費財製造業の生産指数がいずれも50を上回っており、消費財製造業の生産が安定を維持していることが示されています。

 
初の国産大型クルーズ船 フィンスタビライザーで安定航行を実現 印刷
2023年 7月 26日(水曜日) 23:19

中国初の国産大型クルーズ船は24日、8日間にわたる初の試験航行を終えて中国船舶集団傘下の上海外高橋造船の4号ドックに入りました。クルーズ船は今回の試験航行で、航行中の安定性や騒音、振動の検査も行いました。

中でも、クルーズ船の両側に据え付けられるフィンスタビライザーという航行時のローリング(横揺れ)を抑える装置は、魚の一部の鰭(ひれ)のような働きをするので、中国語では「減揺鰭」と呼ばれます。フィンスタビライザーは船が航行中に荒波や強風に遭遇すると自動的に開き、風や波の影響を緩和して船の揺れを小さくします。

検査員は照明が点灯する海岸線を目視しました。船体の揺れは、角度が10度未満でも非常に大きく感じたのですが、フィンスタビライザーが作動すると、わずか十数秒で、船が大きく傾斜する状態から平穏な状態に移行したとのことです。

上海外高橋造船の総組立二部調整技術室の馬利斌副主任によれば、フィンスタビライザーの自動作動と原状復帰のテストは、中国国内では初めてのことだそうです。

 
外交部 食料安全問題の重視を呼びかけ 印刷
2023年 7月 25日(火曜日) 21:55

国連のグテーレス事務総長は24日、国連食料システムサミットの段階的成果総括推進大会で、世界の食料システムについて、「既に崩壊した」と明言し、食料の生産と消費パターンを変えなければならないことを明らかにしました。

これについて、外交部の毛報道官は25日の定例記者会見で「当面、世界経済は回復力に乏しく、世界的な課題が入り交じり、貧困と飢饉問題の解決にはほど遠い。このため、国際協力を通じて、効果的な解決案を模索することが必要だ」と示しました。

毛報道官は、「中国は世界1位の穀物生産国として、世界の9%にも満たない耕地で世界の4分の1を占める穀物を生産し、14億人の食の問題を解決している。このこと自体が世界の食料安全保障に対する大きな貢献といえる。世界の食料安全保障問題について、中国は自国なりの解決案を打ち出し、行動をした。習近平主席が打ち出したグローバル発展イニシアチブは食料安全保障を重点協力分野の一つにしている。G20の枠組み内で、中国は国際食料安全保障協力イニシアチブを打ち出した。中国は国連食糧農業機関の南南協力の枠組み内で、最も多額の資金援助を行い、最も多くの専門家を派遣し、最も多くのプロジェクトを実施している発展途上国だ」と述べました。

 
世界初 水素利用ART車両がマレーシアに輸出 印刷
2023年 7月 18日(火曜日) 23:31

中国中車傘下の中国中車株洲電力機車研究所有限公司が研究開発した、水素を利用してレールを使わずに路上を自動走行する世界初の電気自動車「智能軌道快運システム(Autonomous Rail Rapid Transit、ART)」の車両がこのほど、中国南部の湖南省株洲市で積載輸送の作業を終えました。この後、上海の港湾を経由してマレーシアに向けて運ばれます。この車両は中国中車株洲電力機車研究所から東南アジア地域に引き渡される初のART車両です。

トラックに積み込まれる世界初のART車両

ARTとは中国中車株洲電力機車研究所有限公司が自主開発した次世代交通システムのことです。そのシステムは路面電車と公共バスの長所を組み合わせ、車載センサーを通して路上のバーチャルレールを認識し、走行情報を中央コントロールユニットに伝送して、けん引、ブレーキ、操舵(そうだ)などの正常な作動を確保しながら、既定のバーチャルレール上を走行する車両を高精度で把握し、スマート走行を実現させます。

この車両は初めて水素エネルギー動力システムを採用し、70メガパスカル(MPa)の圧力を持つ水素貯蔵システムと高出力燃料電池システムを積載しており、航続距離は245キロに達します。研究チームは車両の構造・デザイン、材料・技法などの面から改良を施し、車両性能をマレーシアの亜熱帯気候に適応させました。

 
北京大興空港 夏休み輸送ピークに合わせ名古屋発着便を開設 印刷
2023年 7月 13日(木曜日) 23:55

北京大興国際空港はこのほど、夏休み輸送モードを開始しました。7月1日から8月31日までの62日間の夏休み輸送期間中、大興空港の旅客便は5万5400便、旅客数は790万人以上と予想されています。

大興空港は7月に9本の国際線および地域線を新たに開設・再開します。これには、名古屋(日本)、済州(韓国)、コタキナバル(マレーシア)、バンダルスリブガワン(ブルネイ)、バンコク(タイ)線が含まれます。

また、上海吉祥航空は大興空港と日本および韓国を結ぶ路線に初就航し、日本の大阪、名古屋、韓国の済州島への3路線を含む全路線を7月1日以降、エアバスA320シリーズでデイリー運航しています。(hj、野谷)

 
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