中国の大手求人サイト「中華英才網」が大学生に最も人気のある企業についてまとめた調査報告が5日午後、発表され、中国企業が上位3位を独占していることが分かりました。
この調査は、中国各地の大学およそ700校の学生およそ20万人を対象に、インターネット上の投票で行われ、得票数の多い順に最も人気のある企業のトップテンが選ばれました。以下の通りです。
1、中国の携帯電話最大手・中国移動通信(チャイナ・モバイル) 2、IT大手の阿里巴巴(アリババ) 3、家電メーカーの海爾(ハイ アール) 4、米マイクロソフトの中国法人 5、中国銀行 6、米グーグル 7、中国の大手PCメーカー聯想(レノボ) 8、一般消費財世界最大手のプロ クター・アンド・ギャンブル(P&G) 9、中国工商銀行 10、中国電信
外資系企業が金融危機の影響で大幅な人員削減や賃金の引き下げを実施したのに対し、中国企業は安定していることから、圧倒的な人気を博したということです。(鵬)
「新エネルギー、新光源、新生活」をテーマとする第7回中国国際特許技術・製品交易会はこの日、大連で開かれましたが、田力普局長は、この交易会 を視察した際、「現在、中国の新エネルギー企業はコア技術分野での特許権はまだ多くなく、西側諸国に比べて立ち遅れている。これら企業は、市場を切り開く と同時に、特許権の保護を強化しなければならない」と語りました。(翻訳:任春生)
このサンプリング調査は北京、上海、広州、西安などの7つの都市で無作為に行われた後、1296件のアンケート調査の回答を回収しました。
この結果によりますと、中国語と孔子が中国文化を代表できると思う人はそれぞれ31%と27%で、書道や絵画、中国料理を選んだ人はいずれも10%未満でした。
この他、国際社会における中国の地位について78%の人はまだ発展途上国であると思っており、中国は先進国だと思う人はわずか6%しかい ませんでした。また、学歴の相違により、選択も異なっていて、学歴が高ければ高いほど、中国は発展途上国だと思う人の割合が多くなっています。
さらに、中国国民の質と先進国国民の質の差について、51%の人は「大きな差がついている」と考えています。(万、丹羽)
シェルグループのブライアン・スミス副総裁は5日、北京で「中国の省エネ・排出削減事業や天然ガス、原子力、風力の発展はエネルギーシステムの脱炭作用を予測より速めている。これは全世界の平均スピードよりも早い」と述べました。
また、「エネルギー効率の強化は中国政府の主な任務だ。中国の2020年のGDP目標は2000年の4倍だが、エネルギー消耗量は2倍と する。この目標が達成できれば、中国は初めて『経済成長と同時に起こるGDPエネルギー消耗の大幅な増加』という法則を破る国家になる」と表明しまし た。(翻訳:陳博 チェック:丹羽)
今年の交易会は1000ヶ所以上の展示ブースを設置し、展示面積は3万平方メートル近くで、中国特許賞展示エリア、国際展示エリア、それに青少年 と大学生の展示エリアなど6つに分けられています。そしてアメリカ、イギリス、ロシア、日本、オーストラリアなど17の国と地域、および国内の1600社 あまりの企業の5000以上の特許技術が展示されます。
なお、2002年にスタートしたこの交易会は、現在中国では最大規模で、レベルの最も高い特許技術・製品の交易会となっています。