農村地域に店舗を建設するプロジェクトを実施して今年で5年目を迎えますが、年末には農村地域に2667ヵ所の物流配送センターが設置される予定です。1県あたりに物流配送センターが１つ設置されたことになります。

また、今後5年間で、情報化建設を中心とし、農村地域では近代的な流通体制がさらに整備されていくということです。（閣、吉野）

2011年度春夏ファッションウィークが10月24日―11月1日、北京で開催されています。期間中、北京798芸術区や北京飯店、国家会議セン ター、国貿センターなどで、ファッションショー、コンペティション、プレス発表会、講座、展示会など60以上のイベントが行われます。また、国内だけでな く、アメリカをはじめ、韓国、日本から37人のデザイナーおよび213人の新人デザイナーが参加しています。

「堂島ロール」で日本のロールケーキブームを巻き起こした洋菓子店「モン　シュシュ」社（本社は大阪堂島）は22日、上海環球金融センターで初の海外直営店である上海総店のオープニングセレモニーを行いました。

モン　シュシュ」上海店は店舗面積120平米、上海一の高さを誇る環球金融センターの地下1階にあります。現地販売員10人のほか、大阪からの製作スタッフ6人が常駐しており、本格的な美味しいスイーツの提供に努めているということです。

金美花モンシュシュ社長

会長の金美花さんは「上海は今世界で一番元気な町。日本発の素晴らしい商品を海外に届けていくには、まずはここで成功を収めたい。今はコ ストよりも味を重視している」と語り、「これからは『メイド･イン・ジャパン』、『フロム・ジャパン』のみならず、中国だけで開発したスイーツも作って販 売していく」と意気込みを見せました。

金会長はまた、「上海進出の準備は1年前に始まり、最初は迷いもあったが、万博でテスト的に出店した結果、味のおいしさが評価され、人々の価格の感覚も日本と違って幅があることが分かった」と確かな手ごたえを感じたことが進出につながったと話しました。

挨拶に立つ泉上海総領事

開店式典で挨拶に立った泉裕泰日本総領事は、モンシュシュの開店は「中国の消費者に対し、日本の洗練されたスイーツの食文化を紹介するまたとない機会だ」と評し、中国において「日本食ブランドに対する信頼の更なる向上」に寄与していくよう期待を見せました。

モンシュシュ社（フランス語「私のお気に入り」の意味）は2003年、双子の姉妹である金美花（社長）と金春花（専務）により大阪の堂島 で設立され、わずか7年で年商60億円の高成長を成し遂げ、現在、名古屋、東京、北海道、広島など日本全土へ展開されています。上海店はその海外進出第一 号店です。（王小燕）

テープカット

上海上陸した堂島ロール

大阪からの製作スタッフ陣

笑顔が明るい販売員