28日、国際認定フォーラム・IAFと国際実験所認定協力機構・ILACの合同年次総会が上海で開かれ、73の国と経済体からの代表者300人あまりが出席しました。
上海の韓正市長、国家品質監督検査検疫総局の孫大偉副局長が開幕式に出席し、挨拶しました。
韓正市長は「この合同年次総会が中国で開かれるのは、今回が初めてである。この総会は、各メンバー国が多国間対話と交流を行うに当たって 良好なプラットホームである上、交流の強化、理解と協力の推進、及びIAFとILAC間の相互承認の促進に当たっても、重要な意義を持っている」と強調し ました。
孫大偉副局長は中国の認証認可事業を紹介した上で、「中国政府は認証、認可、審査を非常に重視している。また、国際的通用性と、実際の国 情を踏まえるといった原則を堅持した上で、進んだ基準や審査準則を導入するとともに、国際的通用性の規則にしたがって、中国独自の国家認証認可システムを 整備した」と述べました。
IAF・ILAC合同総会は年に1回開催されており、文書の改訂、認証と認可の技術的な問題についての討議、各機構間の関係調整、認証と認可の難題解決、認可の発展方向の模索などを主旨としています。
今回の総会は中国の認可機構・中国合格評価国家認可委員会の主催により進められました。(朱丹陽)