中国全国人民代表大会常務委員会の呉邦国委員長はこのほど、寧夏ホイ族自治区を視察し、「寧夏ホイ族自治区貧困地域の住民生活を日々改善していく」と強調しました。
呉邦国委員長は10日から14日にかけて、寧夏ホイ族自治区の工鉱業や、学校、農村などを視察し、現地の人々と地域の経済振興について踏み込んだ 会談を行いました。その中で、呉委員長は「寧夏中南部地域の生態環境と生存条件を改善するのは、長期的な戦略任務であるだけではなく、解決しなければなら ない民生プロジェクトでもある」と述べた上で、「関係部門は3年前後で、現地住民の飲用水問題を解決するよう」要求しました。
さらに、呉委員長は「西部大開発の深化を機会に、寧夏に合った振興の道を模索し、各民族の共同発展と繁栄を実現し、安定した社会環境を構築することに力を入れるよう」強調しました。(万、大野)
上海協力機構の合同軍事演習「平和の使命2010」が現地時間の午前13日10時にカザフスタン南部の、マティブラク演習場で開始しました。中国、カザフスタン、ロシア、キルギスタン、タジキスタンの5カ国の部隊が開始式典に参加しました。
13日から23日にかけて、各参加国の部隊は合わせて4回の合同演習を行う予定です。
なお、テロ取締りは上海協力機構の重要な任務となっています。(翻訳:huangjing)
国連のパン・ギムン事務総長は13日「困難があるものの、ミレニアム開発目標は必ず実現できる」と確信を示しました。
今月20日から22日にかけて、ミレニアム開発目標ハイレベル会議が国連で開かれ、これまで、139ヶ国の国家元首或は政府首脳の出席が 確認されました。パン事務総長は「各国はまもなく採択される『成果文書』について合意を達成した。この文書は、ミレニアム開発目標が必ず実現できるという 簡単で重要なメッセージを伝えることになる」と語りました。
中国のパキスタン国際救援医療チーム第2陣のメンバーが14日に北京を発ちました。彼らは第1陣と交替し、パキスタンの水害被災地で3週間にわたる医療救援活動を行います。
第2陣のチームは41名の隊員からなり、820万元相当の医療機器や薬品を携帯し、悪条件の下でも生化学検査及び無菌手術を行う能力を備えています。パキスタンの生活習慣に配慮し、医療チームには24人の女性隊員も含まれています。(翻訳:ZHL)
中国の温家宝首相は13日、「中国は国内外の均衡発展を堅持し、内需を拡大すると共に、海外市場を積極的かつ安定的に開発し、対外開放に有利な政 策を堅持していく。そして、外国の企業に中国の繁栄と進歩によってもたらしたチャンスと成果を共有してもらいたい」と述べました。
これは、天津で開かれた世界経済フォーラム2010年新リーダー年度会議の開幕式で述べたものです。温家宝首相は、「中国の発展は開放的 なものであり、全面的な共栄を求めるものだ。中国は外国の企業が中国の改革開放に積極的に参加することを希望すると共に、外国の企業が中国の法律法規を厳 格に遵守し、法に基づいて経営することを希望する」と述べました。(董燕華)