2020年 6月 03日(水曜日) 17:08 |
ロシアの国際通信社「スプートニク」のプロデューサーであるニコ・ローソ氏が2日、ホワイトハウス近くで行われていたデモを報道していた際に、警察のゴム弾に撃たれてけがをしました。
ローソ氏は「警察がデモ参加者に発砲したため、何が起こったのかを確認しようと近寄った。すると警察は急に射撃を始めた。閃光弾とゴム弾のようだった。また、私たちに向けて催涙ガスを噴射してきた」と述べました。
ローソ氏は記者証を示したにもかかわらず、警察から複数回射撃され、複数カ所を負傷しました。
これについてロシア外務省は公式サイト上で声明を発表し、米警察が海外やロシアのメディアに対して暴力を振るったことに憤りを示し、「米当局は国際法上の義務に公然と違反した」として、国際組織や国際人権NGOなどにコメントを求めるとともに、ただちに対策を講じてメディア関係者に対する暴力を防止するよう米国に要求しました。 |
|
2020年 6月 02日(火曜日) 18:38 |
アフリカ系米国人が白人警察官の暴行を受けて死亡した事件に対する抗議活動が全米で広がっています。過半数の州は州兵を動員し、5月31日から6月1日早朝にかけて、米国各地で合わせて数百人が逮捕されました。
現地時間1日のミネソタ州の発表によりますと、「5月29日に指揮センターを発足して以降、ミネアポリス市は計481人を逮捕した。また、5月31日から6月1日朝までに276人を逮捕した」ということです。
一方、ニューヨーク警察局は、「夜間の抗議活動で200人以上を逮捕した。その多くはマンハッタンとブルックリンだ。少なくとも警察官7人が負傷した」と明らかにしました。
これまでのところ、全米40以上の都市が夜間外出禁止令を発令したほか、アリゾナ州、テキサス州、バージニア州は緊急事態宣言及び災難事態宣言を表明しています。 |
2020年 6月 01日(月曜日) 19:13 |
中国は、運搬ロケット長征11号による、2基の衛星の同時打ち上げに成功しました。
中国は5月30日午前、四川省の西昌衛星発射センターから運搬ロケット長征11号で、2基の衛星を同時に打ち上げることに成功しました。衛星は新技術試験衛星GとHで、予定の軌道に投入されました。
今回打ち上げられた2つの衛星は、主に軌道上で新型地球観測技術の試験を行う予定です。また、今回は運搬ロケット長征シリーズによる332回目と333回目の打ち上げとなりました。 |
2020年 5月 28日(木曜日) 18:06 |
世界保健機関(WHO)の最新統計データによりますと、新型コロナウイルスの世界の感染者数は550万人に迫り、死亡者は35万人に達しました。また、米国の新型肺炎による死亡者は10万人を超え、6万2千人の医療関係者が新型肺炎に感染しています。ワシントン州とフロリダ州では、一部の公共のアミューズメント施設が再開する予定だということです。
WHOのリアルタイムデータによりますと、中央ヨーロッパ時間27日午後7時12分までの時点で(北京時間28日1時12分)、新型コロナウイルスの世界の感染者数は549万1678人、死者は34万9190人に上りました。
中央ヨーロッパ時間27日午前10時の時点で(北京時間27日16時)、1日の世界の新規感染者数は8万4313人に達し、死亡者は5581人となりました。米州地域で確認された感染者の人数が最も多く、249万5924人(1日の新規感染者は4万1472人)に達しており、死亡者は14万5810人(1日の死亡者は2071人)に上るということです。
米ジョンズ・ホプキンズ大学の統計によりますと、米東部時間27日午後5時32分の時点で、全米で新型肺炎による死亡者は10万47人に達し、確認された感染者の人数は169万5776人となりました。
「ニューヨーク・タイムズ」は、「死亡者の数から計算すると、新型肺炎は1918年のインフルエンザ以来、米国にとって最も深刻な公衆衛生災難になった」と指摘しています。
そのほか、米国疾病予防管理センター(CDC)のデータによりますと、現時点で、6万2344人の医療関係者が新型肺炎に感染し、少なくとも291人が死亡したということです。
現地時間27日、WHOで緊急事態対応を統括するマイケル・ライアン氏は、「T細胞の証拠が示すところによれば、新型肺炎の患者はウイルスに対してより迅速な反応をしているが、再び感染しないという証拠はない」と述べました。
また、米国国立アレルギー感染症研究所(NIAID)所長を務めるファウチ氏は、「ヒドロキシクロロキンを禁止するかについてはまだ不明だが、最近の研究データでは潜在的なリスクの副作用があり、治療効果はないとデータが示している」と明らかにしました。 |
2020年 5月 27日(水曜日) 13:33 |
日本の安倍晋三首相が新型コロナウイルスについて、不当な発言をしたことを受け、外交部の趙立堅報道官は26日の定例記者会見で、「盲従した政治が科学的判断をしのぐべきではなく、団結と一致をすることが人類にとって感染症と戦う最も有力な武器になる」という考えを示しました。
また、趙報道官は「新型コロナウイルスの起源問題は厳粛な科学的問題であり、事実と科学的根拠が必要である。この問題は科学者と医学専門家の研究が必要だ」と述べました。
趙報道官はさらに、「われわれはウイルス発生源の問題の政治化と汚名化に断固として反対する。こうした行為は世界保健機関(WHO)、研究機構および医学専門家の意見にも反している。また、国際社会をはじめ、中日両国による感染症の共同予防・抑制に対する努力と期待を裏切る行為でもある」と指摘しました。そのうえで「盲従した政治が科学的判断をしのぐべきではない。互いに協力し団結することが感染症と戦う最も有力な武器だ」と強調しました。 |
|
|
|
<< 最初 < 前 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 次 > 最後 >>
|
62 / 676 ページ |