中国国家漢方医薬管理局によりますと、漢方薬は、突発的な公共衛生事件への対応や重大疾病の予防と治療で、ますます効果を上げているということです。

中国は、2005年から2010年まで、漢方薬だけで、または漢方医学と西洋医学を融合して伝染病を治療する複数の施設を建設し、漢方薬による伝染病の予防と治療を強化しました。漢方薬は、エイズなど伝染病の治療で良好な効果が見られ、また、四川大地震や北京オリンピック、上海万博などでの疾病予防、新型インフルエンザ(H1N1)の予防と治療などでも明らかな効果があったということです。

世界観光機関（UNWTO）が26日に発表したデータによりますと、去年、中国はスペインに取って代わって、世界三番目の観光先となりました。1位と2位はそれぞれフランスとアメリカです。

また、フランスメディアの報道によりますと、去年、中国を訪れた世界各地からの観光客は延べ5598万人に達し、一昨年より10％増えたということです。

一方、世界観光機関筋は、国際金融危機による影響は消えつつあり、世界の観光業は好調な回復ぶりを見せており、特に中国をはじめとする新興国の経済が勢いよく発展したことから、去年の世界の観光産業は6.7％の伸びを見せたとしています。

今月１日に雲南省盈江県でマグニチュード４．８の地震が発生しました。現在、地震救援作業が着々と行われており、被災地の住民も無事に避難しているということです。また、春節期間中ということもあり、地元政府は物資をいち早く住民に提供しました。

２日午後５時の時点で、避難者数は８万６００人に上りました。そのうち、１人が負傷し、３０００軒あまりの家屋が倒壊したということです。

地震発生後、県政府は、緊急対策としてテント、布団、防寒服、コメなどの物資を調達しました。

2008年に中国で大ヒットし、北海道ブームを生み出した作品『非誠勿擾（狙った恋の落とし方）』の続編『非誠勿擾Ⅱ』が28日、台湾で上映され、マスコミに高く評価されました。

『非誠勿擾Ⅱ』は大陸で1ヵ月前にすでに上映されており、これまでの興業成績は約5億人民元（62億円）近くとなっています。