2016年 12月 06日(火曜日) 20:34 |
第1回中日韓経済・生産能力協力フォーラムが5日、東京で開かれました。同フォーラムは3カ国のシンクタンク、企業、金融機関・地方政府間の交流と協力の場を構築し、中日韓3カ国による海外市場への共同投資の手段と方法を模索するものです。
国家発展改革委員会国際協力センターの曹文煉主任は挨拶で「中日韓はアジア地域の重要な国、世界の主要経済体として、アジア経済と世界経済の成長における重要な役割を果たしている。3カ国は地理的に近く、相互補完性を持っており、近年は経済協力の深化が続いている。3カ国の貿易総額は2015年、6257億ドルに達した。中国に対する投資額は2015年末の時点で、日本が1030億ドル、韓国が637.2億ドルに達した。3カ国企業による投資のうち、33%が製造業、60%がハイテク技術とサービス業である」としました。
3カ国の関連職能機関と企業の代表らは当日、国際生産能力協力の意義と必要性、および中日韓の国際生産能力協力の計画や可能性などをめぐって議論を展開しました。また、グリーンな火力発電、3カ国の大学協力や交流など、具体的な分野についても議論がなされました。
|