中国の税関総署が10日発表したデータによると、今年の1月から5月にかけて、中国の輸出入総額は去年同期より27.4％増え、1兆4017億9000万ドルに達し、黒字額は35.1％減って229億7000万ドルでした。

1月から5月にかけて、EU、アメリカ、ASEANと日本などの主要貿易パートナーとの貿易総額は去年同期よりいずれも2割以上増えました。輸出製品のうち、機械電気製品は2割以上増えて4000億ドルを超えました。一方、アパレル、繊維製品と靴類などの輸出は安定して増えており、輸入では、石炭、大豆がいくらか減り、自動車の輸入量が2割以上増えました。

広東省は9日上海で、「広東省と世界上位500社・国外大手企業との協力交流会の上海プロモーション会」を行いましたが、現地の多国籍企業と商業団体から200人近くが参加しました。

広東省の対外経済貿易庁の呉軍副庁長はプロモーション会で、「広東省政府と商務部は、今年の9月29日から30日まで、広州で『広東省と世界上位500社・国外大手企業との協力交流会』を主催することにした。多国籍企業の投資戦略と広東の産業拡大をテーマに、国内からの投資と、広東省への投資を考えている世界の上位500社・国外大手企業の幹部、中国駐在外国商業団体の幹部、産業分野の専門家を招く予定だ。交流会では、開幕式や、広東省の重点発展業界と世界の上位500社の引き合わせ、各地域と多国籍企業の連結などの活動が行われる」と語りました。

湖北香港青年交流促進会の蔡頴会長は、主催者を代表して「今回のイベントは、『中華青年1000人が集まり、辛亥革命100年のハーモニーを奏でる』をテーマとし、湖北省および香港、マカオ、台湾からそれぞれ800人の若者が参加する見込みだ。青年考察団は、湖北省、北京、香港など多くの地区を訪れ、歴史遺跡を見学し、両岸4地域青年フォーラムや管弦楽演奏会など多くの交流活動に参加する」と述べました。

このほか、湖北香港青年交流促進会は、香港の中高生を対象とする「辛亥革命百周年作文、写真、短編ビデオコンクールなどの活動を計画しています。

　このほど、フランスオープン女子シングルスで優勝した中国の李娜（リーナ）選手、および中国オープンで男子シングルス2連勝を果たしたセルビアのジョコビッチ選手が、今年のテニス中国オープンに出場することが決まりました。

　中国オープン組織委員会は8日、今年の大会について記者会見を行い、出場が決定した一部選手のリストを公表しました。上記2名のほか、WTA世界ランキング上位2位にランキングされたウォズニアキ選手（デンマーク）、クライシュテルス選手（ペルギー）、ウィリアムズ姉妹（米）も出場するということです。

　テニスの中国オープンは2009年にランクアップしてから、アジアで最高レベルの大会となっています。