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各都道府県の地域経済トピックス 2015年5月 印刷
2015年 5月 26日(火曜日) 00:41

【北海道】緩やかながらも持ち直し基調を維持している。

<海外向けに道産商品のインターネット通販事業をスタート>

北海道開発局や道庁など産官学が連携して、海外向けに道産商品のインターネット通販事業をスタートさせる。英語と中国語に対応する電子商取引サイトを6月めどに開設。

 

【青森県】基調としては緩やかなに持ち直しの動きが続いている。

<リンゴの3月県外市場販売額、前年比18.2%増>

26年県産リンゴの3月の県外出荷量は、前年比17.7%増の3万7,801トンとなった。これは前3か年の3月平均出荷量を25.6%上回る水準。

 

【岩手県】持ち直しの動きに足踏み感。

<三陸鉄道の全線運行再開から4月6日で1年>

平成26年度の乗車人員は754千人と前年度より256千人増加した。

 

【宮城県】全体として景気は、一部に弱い動きがみられるものの、震災復興需要などに伴い経済活動は総じて高水準で推移しており、基調としては緩やかに回復している。

<石巻市に日本製紙石巻エネルギーセンター㈱(仮称)設立>

日本製紙と三菱商事混焼火力発電設備を設置し発電事業を行う。

 

【秋田県】一部に持ち直しの動きがみられるが、総じて足踏み状態が続いている。

<秋田県酒造組合が「美酒王国・秋田」マイスターを養成する指定制度を創設>

地方創世事業の一つ。県内の飲食店やホテルなどの関係者を対象に日本酒に関する講座を開催し、試験に合格した人を清酒マイスターに認定する。

 

【山形県】持ち直しの動きが続いている。

<電子部品・デバイス、14か月ぶりに前年水準を下回る>

2月は、平成22年を100とする生産指数でみて、前年同月比▲4.8%の96.5だった。

 

【福島県】個人消費の一部や住宅建築が減少しているものの、公共投資や設備投資が依然として高い水準にあることなどから、全体では回復の動きが続いている。

<ベトナム航空がチャーター便5往復運行>

ベトナム航空は、福島県で開催中の「ふくしまディスティネーションキャンペーン」に合わせて4月から6月までベトナムと福島空港を結ぶチャーター便を5往復運行。ベトナムからの観光客約630人が福島県を訪れる予定。

 

【茨城県】県内経済は、持ち直しの動きがみられる。

<科学万博―つくば’85 30周年記念行事開催>

27年春は第一弾として、復刻版菓子の販売と「つくばエキスポセンター」での「バックヤードツアー」を開催。

 

【栃木県】一部に弱さがみられるものの、緩やかに回復している。

<「とちぎの百様(ひゃくさま)」選定>

日光東照宮など有名建築物から、しもつかれなど郷土料理まで幅広く入っている。百様を活用して県の魅力をPRしていく。

 

【群馬県】消費増税後の反動減から緩やかな回復基調にあるものの、足許はやや鈍化している。

<群馬経済研究所、電子マネーの利用状況をアンケート調査>

調査対象の54%が電子マネーを利用し、月に1万円以上支出していることが分かった。

 

【埼玉県】県内景気は、個人消費は緩やかに回復しているものの、住宅建築や設備投資が低調に推移するなど、総じて足踏みしている。

<ラグビー2019年ワールド日本大会の開催地に県営熊谷ラグビー場>

熊谷市以外の開催地は、札幌市、釜石市、東京都、横浜市、静岡県、豊田市、東大阪市、神戸市、福岡市、熊本市、大分県の11自治体。

 

【千葉県】一部に弱さがみられるものの、緩やかな回復基調が続いている。

<東京五輪・パラリンピックの室内競技が幕張メッセに内定>

4月14日、2020年の東京五輪・パラリンピックの室内競技が幕張メッセで開催されることが内定、県財政への影響が見込まれる。

 

【東京都】都内の景気は、緩やかに回復しているものの、消費税引き上げに伴う駆け込み需要の反動などから、弱い動きも見られる。百貨店、スーパーの売上や乗用車販などは前年をした回ったものの、住宅着工や公共工事、輸出などは増加した。

<都内の企業倒産24年ぶりに2,000件を下回る>

東京都によると、2014年度都内の企業倒産は1,859件、前年度比▲13.0%と1990年以来24年ぶりに2,000件を下回った。

【神奈川県】個人消費や生産の持ち直しなどにより、景気は緩やかに回復している。

<生産活動、持ち直し>

2月の製造工業生産指数は前月比4.2%低下したものの、3か月移動平均は4か月連続で上昇した。電気機械や食料品・飲料などが上昇。

 

【新潟県】横這いで推移している。

<ゴールデンウイークの宿泊予約の伸び率で新潟県が全国トップに>

楽天トラベルによると今年のゴールデンウイーク宿泊予約の都道府県別ランキングで、新潟県の伸び率が全国トップとなった(前年比113.7%)。

 

【山梨県】上向きの兆しが窺われる。

<2014年度の県内への移住が199人>

山梨県は、東京・有楽町に設置した「やまなし暮らし支援センター」を通じて、2014年度に199人が県内に移住したと発表した。移住要因として「自然環境に恵まれている」「アクセスが良い」など。

 

【長野県】一部に弱さもみられるものの、回復に向けた動きが続いている。

<善光寺で7年に一度の御開帳が開幕>

開幕から2週間となる4月19日までの参拝客数は153万2,700人と推計され、過去最高だった前回(09年)同時期の150万3千人を上回った。

 

【富山県】一部に弱さも見られるが、緩やかな回復基調が続いている。

<県内の大学・短大など今春卒の就職率は97.2%で過去最高>

景気回復を背景に企業が行っていることが要因。内定者のうち県内企業に就職したのは6割強だった。

 

【石川県】県内経済は緩やかな回復基調が続いている。

<北陸新幹線金沢が開業し、金沢への交流人口の増加が著しい>

今年に入り兼六園などの主要施設の入り込み状況は、兼六園19.5%増、輪島朝市40.1%増と大幅な増加となっている。

 

【福井県】緩やかな持ち直しの傾向が見られるものの、消費税率引き上げに伴う駆け込みの反動減が継続しており、円安傾向の影響により弱い動きも見られる。

<輸出、一進一退>

3月の敦賀港・福井港の通関輸出額は前年同月比1.2%の増加。地場産業の眼鏡枠・眼鏡は、3月の輸出実績においては前年同月比9.7%の増加となっている。

 

【岐阜県】持ち直しが一服。

<岐阜県が名古屋市栄のアオシス21にアンテナショップ「ジ・フーズ」を設置>

県では、6次産業化製品のテストマーケティングと農産物の拡販のため、対象火地である名古屋市栄のアオシス21にアンテナショップ「ジ・フーズ」を平成26年8月から設置しているが、4月にリフレッシュ・オープン。

 

【静岡県】回復は足踏み状態にある。

<静岡空港が開港から5年11ヶ月で搭乗者数累計300万人達成>

県では、国内線が回復傾向にあり、中国路線が爆発的に増加していることなどから、年間70万人の目標を17年には達成したいとしている。

 

【愛知県】持ち直しが一服。

<トヨタ自動車の3月国内生産は29.5万台>

トヨタ自動車の3月国内生産(単体)は29.5 万台(前年同月比95.0%)と前年同月実績を下回った。国内販売は、18.8万台(前年同月比84.6%)と前年同月実績を下回った。

 

【三重県】景気は上向きつつある。

<明和町の「祈る皇女斎王のみやこ 斎宮」が日本遺産に認定される>

日本遺産は、文化庁が認定する地域の歴史的魅力や特色を通じて国内外への魅力発信や地域活性化を図る有形・無形文化財で、三重県では斎宮が初めての認定。

 

【滋賀県】引き続き弱含みの足踏み状態にある。

<生産活動、2か月ぶりの低下>

2月の鉱工業生産指数は前月比5.0%低下2か月ぶりの低下。電気機械と繊維はわずかに上昇したものの、輸送機械や窯業・土石、食料品などは大幅低下。

 

【京都府】企業部門は設備投資悩むも生産は堅調水準を堅持。家計部門は前年駆け込みピーク時との対比で基調は前年割れも底堅さは持続。全体の緩やかに持ち直し。

<7月18日から11月15日にかけ「海の京都博」を開催>

京都府と府北部7市町村は、海の魅力や歴史文化、豊かな自然の恵みを発信するイベントを「海の京都博」を7月18日から11月15日にかけて開催する。

 

【大阪府】持ち直しの中、一部低調な動きあり。

<大坂城の落城から400年>

5月7日、豊臣家が滅亡した「大坂夏の陣」による大坂城の落城kら400年のイベント「天下泰平の灯」として天守閣に400個のあんどんが点灯された。

 

【奈良県】一位に上向きの動きがあるものの、全体として弱含み。

<観光、改善基調>

3月の奈良市および周辺主要ホテル9社の客室稼働率は、前年比2.8ポイント上昇の84.6%。宿泊客数は前年比3.9%増。

 

【和歌山県】一部に回復に向けた動きがみられるものの、足踏みや停滞感が顕在化してきており、一進一退の状況が続いている。

<和歌山大学発ベンチャー企業「パワーアシストインタナショナル」設立される>

ミカンなどの農業の集荷雨物を入れるコンテナの持ち上げや運搬、中腰での作業を助けるアシストスーツを研究・製造・販売する計画。

 

【兵庫県】緩やかに回復している。

<但馬地域のスキー場の入り込み客数が前年度比3.2%増>

2014年度の、但馬地域のマスキー場の入り込み客数は63万8,400人で13年度を3.2%上回り、最近10年間で3番目に多かったこと但馬県民局のまとめで分かった。

 

【鳥取県】百貨店売上は前年比で減少し、乗用車販売も前年比で減少するなど下振れするも、全体的には持ち直しの動きにある。

<若桜鉄道、45年ぶりにSL走行 定期運行の可能性を探る社会実験>

鳥取県の八頭、若桜両街を走る第三セクター若桜鉄道は4月11日、若桜―八東駅間の9.4㌔で蒸気機関車を走行させた。

 

【島根県】消費税増税前の駆け込み需要の反動により個人消費などに弱さが残るものの、雇用情勢が持ち直し傾向にあるなど、基調としては緩やかに持ち直している。

<津和野町の「津和野今昔~百景図を歩く」が日本遺産に認定>

津和野藩士だった栗本格斉藤が幕末の藩内の風景を描いた「津和野百景図」には、藩内の名所、自然、伝統芸能、風俗、人情などの絵画と解説が100枚描かれている。

 

【岡山県】一部で駆け込み需要の反動減が続くものの、緩やかに回復。

<観光、横ばい>

3月の主要観光地の入り込み客数は、前年比9.1%増と2か月連続の前年比増加。

 

【広島県】全体として横這い圏内の動きとなっている。

<3月にバスロケーションシステムが導入された>

このシステムでは、路線バスの待ち時間や遅れ具合などが停留所のディスプレイに表示される他、スマートフォンなどで運行状況を知ることができる。

 

【山口県】生産活動が底堅く推移し、雇用情勢が緩やかに改善する中、個人消費の一部に明るさがみられるなど、景気は緩やかに回復している。

<㈱トクヤマが県や周南市と共同の「地域連携・低炭素水素技術実証実験」採択される>

今後5年間で周南コンビナートから発生する副生水素を、燃料電池車等に利用するなど水素を活用した地産地消・地域間連携の構築・実証を展開。

 

【徳島県】景気は緩やかに回復基調が続く。

<購入価格の20%分の特典が付いた地域商品券「阿波とくしま商品券」販売を開始>

今年から導入した電話(100台)予約にも12万件を越える電話があり、つながりにくい状況が続いた。

 

【香川県】緩やかな回復を続けている。

<観光、足踏み状態>

3月の県内主要観光地の入込客数は、前年比7.7%減少。

 

【愛媛県】雇用情勢の改善が続くなか、緩やかな回復基調が続く。

<海運市況、厳しい状況続く>

遠洋はバルカーの市況の低迷が続き、ケープサイズ1年物傭船料が1万ドル/日を割り込んだ。ケープサイズの不振が中古型バルカーにも波及し、市況は厳しい状況が続いている。

 

【高知県】一部に弱めの動きがみられ、景気回復に一服感が続いている。

<高知大学の新学部「地域協働学部」が始動>

地域の課題解決と活性化に向けて、学生と住民が一緒になって考え、学び、実践する。起業家や地域再生を担う行政リーダーの育成を目指す。

 

【福岡県】個人消費、生産は持ち直し、雇用は緩やかに改善しつつある。

<博多港にクルーズセンターが完成>

急増するクルーズ客に対し待合環境の改善を図るため、出入国ブースを現在の8か所から20か所へ増設。

 

【佐賀県】低調ながら、一部持ち直しに向けた動きが続くとみられている。

<観光、低調ながら一部持ち直し>

3月の唐津地区は、春の行楽シーズンに入り、回復の兆しが見えてきた。また、2月の春節以降外国人客も増加。

 

【長崎県】持ち直しの動き。

<2月実施の長崎経済研究所「人手不足の県内企業に対する影響」>

正社員等と契約・パート・バイト等を含めた会社全体での人員の過不足では、「(やや)不足」が49.1%を占め、「(やや)過剰」は7.8%にとどまった。

 

【熊本県】緩やかな回復が持続している。

<輸出、増加>

3月の県内通関輸出額は、一般機械などが減少したものの、鉄鋼、電気機械などが増加したことから、全体では前年比17.9%の増加となった。前年比での増加は4か月連続。

 

【大分県】持ち直しの兆し。

<4月16日に大分駅ビル「JRおおいたシティ」がオープン>

オープン初日は11万6千人が来場。24日には、大分県立美術館「OPAM」も開館した。

 

【宮崎県】足踏み状態にある。

<輸出、増加>

3月の細島港通関輸出額(描く方は75億24百万円(前年比20.7%増)と前年比4か月連続で増加。

 

【鹿児島県】最近の県内景況は、雇用関連が持ち直し、消費関連が横ばいとなっている。一方で、観光関連がやや弱含み、さらに生産活動、投資関連が弱含むなど、全体として弱い動きが続いている。

<子牛価格が最高の51万9,000円 14年度平均>

県の14の家畜市場で14年度に取引された和牛子牛平均価格は51万9,000円(前年度比9.8%増)となり、過去最高を更新した。

 

【沖縄県】観光関連が好調に推移し、消費関連、建設関連も概ね好調なことから、県内景気は拡大の動きが強まっている。

<4月25日、北中城村に「イオンモール沖縄ライカム」がオープンした>

総賃貸面積は7万8,000㎡で「イオンモール福岡」に次いで九州2番目の売り場面積となる。

 

取材協力:一般社団法人全国地方銀行協会