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天津爆発 影響拡大、長期化の恐れ 日系工場に操業停止も 印刷
2015年 8月 19日(水曜日) 23:40

各紙によれば中国・天津で起きた大規模な爆発事故で、経済活動への影響が拡大している。爆発のあった天津港は華北地区で最大の港だが、港湾機能がほぼ停止。現地に進出する日系企業の工場や店舗も、操業や営業の停止に追い込まれている。付近一帯は立ち入り制限が続いており、影響が長期化する恐れがある。天津港は、首都・北京への物流の玄関口。中国統計年鑑によると、2013年の貨物取扱量は、寧波(浙江省)、上海に次ぐ国内3位の規模だ。爆発事故により、現場近くにある税関の建物が大きな被害を受け、「業務ができない」(天津税関)状況に陥った。付近の倉庫なども大きな被害を受けた模様で、「当面は使用不能になる」(日系商社)との見方が大勢だという。