生産活動が低調に推移しているものの、公共投資や住宅建築、設備投資で回復の動きが続いているほか、個人消費も引き続き前年を上回るなど、持ち直しの動きが続いている。
有効求人倍率は前月比0.08ポイント上昇し1.18倍と1963年の統計開始以来、初の全国第1位。
やや弱含み。
山形労働局によると、来春卒業予定の県内高校生の就職内定率(11月末現在)は前年同期比5.4ポイント上昇し81.7%。過去10年間では最高水準。
持ち直しの動きに停滞感がみられる。
県の試算によると、2012年を目標年に定める「農林水産業を起点とする産出額3000億円」に関して、2011年の産出額は2700億円程度になる見込み。
持ち直しのペースが鈍化。
2012年の山形県内の基準地価は平均で前年比3.6%低下し、14年連続で下落。住宅地は前年比3.3%低下し、13年連続で下落、商業地区は4.1%低下し、19年連続で下落。
穏やかな持ち直し
山形県では全企業数に占める創業100年超の老舗企業の割合が3.04%と全国1位。老舗企業の数は前回調査比153社増の594社と全国18位。