大館、北秋田、小坂、上小阿仁の秋田県内4市町村でつくる地域連携DMO(観光地域づくり法人)の「秋田犬ツーリズム」は、同法人ホームページで閲覧者に最適な旅のプランを提供するシステム「AI秋田犬」を開発した。閲覧者とコミュニケーションを取る秋田犬のキャラクター「mofuu」が、観光振興に一役買いそうだ。
小型農機具製造のマメトラ農機(埼玉県桶川市)の象潟工場(秋田県にかほ市象潟町)で、農作業を省力化する乗用型の長ネギ収穫機の開発が進められている。レバーを操縦するだけで畑の畝を崩しながらネギを掘り取ることができる。農家の高齢化と減少が進む中、作業効率の向上を後押ししようと2020年夏の量産化を目指している。
秋田県内の職人が手掛けた県産木材を使った家具などを紹介する「秋田県産材フェア」が7日、秋田市のJR秋田駅構内であった。県産木材の利用を推進する「ウッドファーストあきた」の一環で県が主催した。国際的に活躍する工業デザイナー喜多俊之さんがデザインした県産のナラやスギを使った家具約20種を展示。多くの人が足を止めて、木のぬくもりや香りを楽しんだ。
10月6日、7日に、秋田県仙北市角館町で、秋田の伝統芸能や祭りが一堂に会する催し、伝統芸能の祭典「新・秋田の行事 in 仙北2018」が開かれる。開催は今回で3回目。全国最多17件の国指定重要無形民俗文化財を有する秋田県を代表する伝統芸能や祭りが一堂に会し、本県の伝統文化を一度に満喫できる祭典だ。2016年に「山・鉾・屋台行事」としてユネスコ無形文化遺産に登録され、前回も好評だった「角館祭りのやま行事」をはじめとする東北の全5行事が仙北市角館に集結する。
秋田県立金足農業高校(秋田市)の夏の甲子園、103年ぶりの準優勝の熱狂はいまも秋田で続く。この勢いを県産品の売り出しや観光キャンペーンなど、秋田の全国発信に活用しようとの思いは強いが、高校野球の商業利用を禁ずる日本学生野球憲章が「待った」をかける。ただ基準には「グレーゾーン」も多く、日本高等学校野球連盟(高野連)は新しいルール作りの検討に入った。