経済ニュース
きふきふ*ふるさと往来クラブ
在日新華僑
東方通信社発行 学苑報
豊富な海の幸が魅力的な 東北最大の都市 |
2010年 7月 07日(水曜日) 22:51 | |
奥羽山脈と太平洋に囲まれた地域に位置し、面積は7286平方㌔㍍で人口は約234万人。県内には奥羽山脈のほか、北上高地、阿武隈高地などがあり、そこから北上川、鳴瀬川などが仙台平野に流れている。東北地方のなかでは降雪量が少なく、一年を通して比較的穏やかな気候に恵まれている。県庁所在地の仙台市は東北地方最大の都市として機能している。
太平洋側には気仙沼漁港、石巻漁港、塩釜漁港といった日本有数の漁港が並ぶ。そのほかにも140余りの漁港があるため、魚介類の水揚げ量は全国屈指。なかでも気仙沼漁港は年間水揚量10万㌧、水揚高200億円を誇る全国有数の魚市場として知られる。見学デッキも整備されているので、水揚げ風景を見学することができる。ちなみに、この地域ではカツオ、サンマ、マグロ、カキがよく獲れ、フカヒレなどの特産品の知名度も高い。一方で、「仙台牛」の知名度も高まっており、全国的に知られるようになった。また、県庁所在地の仙台市では牛タン焼きが有名で、市内のいたる所に牛タン焼き専門店がある。 観光地は仙台市の近郊に集中している。とくに、戦国時代に地域一帯を支配した伊達家ゆかりの地である青葉城跡の人気が高い。ここからは仙台市街を一望でき、本丸跡の天守台には政宗公の騎馬像が建てられている。観光地としては、日本三景のひとつに数えられる松島も人気。松島湾に浮かぶ260余島の島々を一望することができるだけでなく、国宝に指定されている瑞巌寺などの見所がタップリある。そのほか、数多くのスキー場や温泉地としても人気の高い蔵王連峰などがある。夏には伝統行事「仙台七夕まつり」が開催され、県内外から大勢の観光客が訪れる。 伝統工芸品としては木工品の「こけし」が有名。また、名物としては、笹かまぼこや仙台味噌などがあげられる
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最終更新 2010年 8月 20日(金曜日) 11:44 |