富士急行(山梨県富士吉田市)は3月1日から、東京駅八重洲北口の「鉄鋼ビルディング」新バスターミナルと、富士急ハイランド・富士山駅・河口湖駅・忍野・山中湖を結ぶ高速バスの運行を始めると富士山経済新聞が報じた。路線名は「東京線(鉄鋼ビル)~富士急ハイランド・富士五湖線」。運行会社は富士急山梨バスと富士急行観光。1日12往復の運行で、そのうち1日1往復は東京ドームホテルを、1日2往復は山中湖を、それぞれ経由する。
この冬、石和温泉の「石和源泉足湯ひろば」(笛吹市石和町川中島)にできた「牡蠣(カキ)小屋」が、観光客や地元の人などに人気だと産経新聞が報じた。カキやホタテなど冬の海の幸を殻ごと炭火焼きするカキ小屋は全国的に人気だが、“海なし県”の山梨では珍しい。 先月19日、東京都内の民間企業が企画・運営し、石和温泉旅館協同組合が協力する形でオープンした。
富士山の世界文化遺産登録に加え、2020年東京五輪・パラリンピックに向けて県内を訪れる外国人観光客の増加が見込まれる。山梨県と山梨中央銀行、県立大が簡単な英語による接客サービスで外国人観光客をもてなそうと、小売店や飲食店を対象に15日、出張英会話サポート事業を始めた。上手に話せなくても気持ちは通じると、事業コンセプトを「カタコト英語でコミュニケーション」とした。
JR東海は18日、早川町でリニア中央新幹線「南アルプストンネル」山梨工区(7.7キロ)の起工式を行った。平成39年の先行開業(品川-名古屋間)を目指す同新幹線で、山岳地帯の本格的な工事が始まった。現地では同社の柘植康英社長、後藤斎知事ら関係者が神事で安全を祈願した。柘植社長は「安全、環境保全とともに地域との連携をしっかりとり、社をあげて難工事に臨む」と意気込みを訴えた。
「清水国明の森と湖の楽園」(山梨県富士河口湖町)に11月30日、害発生時に被災地へ移動して支援を行うトレーラーハウスを備えた自然体験施設「RV(レクリエーション&レスキュービークル)パーク」がオープンした富士山経済新聞が報じた。常設するトレーラーハウスは10台。普段は自然体験教室や、防災訓練、社員研修などを行い、災害発生時は被災地へトレーラーを移動して救援活動や避難生活の支援を行う。