経済ニュース
きふきふ*ふるさと往来クラブ
在日新華僑
東方通信社発行 学苑報
「日本の屋根」と呼ばれる 高原ならではの気候で避暑を満喫!! |
2010年 7月 16日(金曜日) 13:06 | |
本州中部地方・甲信越地方に属する県。内陸地で面積は1万3562.23平方㌔㍍、人口は約216万人。県北東部には1000〜2000㍍級の山岳地帯が存在し、浅間山、八ヶ岳などの火山がそびえている。南西部には日本アルプスと呼ばれる明石、木曽、飛騨の3000㍍級山地があり、県の面積の84㌫を山地が占めている。こうした地理的環境から「日本の屋根」と呼ばれることがある。 日本アルプスの山間には木曽川や天竜川が流れており、水源が豊富なことでも有名。気候としては湿度が低く乾燥しやすい内陸性気候であるが、山岳地が多く起伏に富んだ地形であるため、県内でも気候の違いが激しい。 産業に関しては、涼しく乾燥した気候を生かした野菜や果物の生産が盛ん。レタスとセロリの生産量は国内第1位、ハクサイやリンゴ、ブドウは全国2位の生産量を誇っている。高原地帯はそばの産地としても知られており、各地で「そばまつり」が催される。もちろん、広大な山岳地帯を生かした林業も盛んに行われており、木曽ひのきは良質な材木として確固たる地位を保っている。 一年を通じて涼しく、比較的過ごしやすい気候であるため、山岳地帯周辺の高原などが人気の観光スポットとなっている。軽井沢や志賀高原、安曇野、菅平高原、蓼科高原などは避暑地として高い人気を誇り、別荘などが集中している。日本アルプスや浅間山、八ヶ岳、御嶽山などは登山愛好家に人気の山として知られる。また、別所温泉や白骨温泉といった温泉地や国宝の善光寺や松本城などの史跡も大人気のスポットだ。 1998年2月には第18回冬季五輪の開催地となったことでも有名。スピードスケートの会場となったエムウェーブ、フィギュアスケートの会場となったホワイトリングなど、現在でもスポーツ施設として活用されている建物が数多く残っている。
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最終更新 2010年 8月 03日(火曜日) 13:18 |